どうも、ばんぞうです。
今回は、20ストラディックSW 6000HGのレビューです。
もともとは2022年に買ったリールですが、今は24ストラディックSWが出ています。
この記事では、実際に20ストラディックSW 6000HGを触って感じたことに加えて、24モデルが出た今どう見るべきかの視点も入れて、加筆修正しました。
24モデルを検討中の人にも役立つと思いますので、ぜひ最後まで読んでください。
24ストラディックSW 6000HGとの違いは?
実は、6000HGに限ると、20モデルと24モデルの差はそこまで大きくありません。
主な進化はXタフドラグと、ベールまわりの仕様変更です。
スペック上は、ギア比、最大巻上長、糸巻量、ベアリング数、ハンドル長、スプール径/ストロークは同じです。
自重が440gから450gに増え、
最大ドラグ力が12kgから13kgになっています。(Xタフドラグの影響)
もうひとつ、従来のベールオートリターン機構が排除されています。
キャスト時の不意なベール返りを避けるための変更ですね。
近年まれに見る微差ww
素材まわりの変更もないので20ストラディック6000HGもまだまだ現役で戦えます。
沖堤防ショアジギングシーンなら6000番

僕がストラディックSW 6000HGを買った理由は、シンプルに8000番が重かったからです。
それまでショアジギング用には、ツインパワーSW 8000HGを使っていました。
リールとしては良いんですが、MHクラスのショアジギングロッドと合わせると、合計で922gくらいになります。
これを堤防で一日中振り続けるのは、なかなかしんどい。
日本刀とほとんど変わらん重さですから。
そこで、もう少し軽く振れる6000番が欲しくなりました。
20ストラディックSW 6000HGは自重440g(注:24モデルは450g)。ツインパワーSW 8000HGと比べると、175g軽くなります。
この差は、実際に振るとちゃんと分かります。
うまく言語化しにくいですが、疲労感は3割減くらいのイメージです。
もちろん体力やロッド、ルアーの重さにもよりますが、堤防で投げ続けるなら、この軽さはかなり大きいです。
ストラディックSW 6000HGの良い点・メリット

ストラディックSW 6000HGは、SWリールとして使うための基本性能は十分です。
汎用リールより安心感はある
ボディはいわゆる半プラです。
リールフット側はアルミで、ローターは樹脂製。
このあたりは気にする人もいると思いますが、僕は21ツインパワーSWでも半プラ構造の強さを感じていたので、そこまで不安はありませんでした。
実際、思い切り握ってもローターが大きくたわむような感じはありません。
ストラディックC5000XGのような汎用リールと比べると、SWリールらしい強さはあります。
SWリールらしい防水性
シマノのSWリールらしく、駆動部はグリスがしっかり入っています。
海で使うリールとしての防水性は高そうです。
僕のツインパワーSWは、オフショアで大きめの波をかぶって半水没みたいになっても、問題なく使えた経験があります。
重めのメタルジグもしっかり巻ける
「軽くてなめらかな巻き心地」を楽しむリールではないですが、魚を掛けて巻く、重めのルアーを扱う、という用途では必要な仕事をしてくれるリールです。
インフィニティドライブも効いているのでしょう。
ストラディックSW 6000HGの悪い点・デメリット

ここからは、正直に気になった点です。
質感はイマイチ
20ストラディックSW 6000HGは、名前にストラディックと付いています。
なので、僕は汎用リールのストラディックのような、価格以上の上質感を少し期待していました。
でも、そこは期待しすぎでした。別物です。
空回しの巻きは重い
空回しでは、少し重さを感じました。
回した際のなめらかさも上位SWリールとは全然違います。
僕の個体の問題かもしれませんが、中の部品が「キュコキュコ」とこすれるような音もしました。
ハンドルノブの回転も、あまり良くありません。
ベアリング数を考えれば仕方ない部分もありますが、ツインパワーSWと比べると、ハンドルまわりの気持ちよさはかなり違います。
ベールの動きは上位機のようなキレがない
ベールの動作も気になりました。
シマノの中堅以上のリールにある「カコンッ」というキレのある感じではなく、少しモサッとしています。
実用上すぐ困るわけではありません。
ただ、触ったときの満足感は上位機とかなり違います。
スプールやドラグ音がエントリー機っぽい
作りもけっこう簡素です。

特にスプールはかなりシンプル。
まさにエントリー機寄りの印象です。
ドラグ音も「ガリガリガリ」という感じで、正直ちょっと安っぽい。

このあたりは、実釣性能というより所有感の話です。
でも、釣具ってそこも大事なんですよね。
高いお金を出して買ったのに、触ったときに少し安っぽく感じると、やっぱり気になります。
ツインパワーSWとは、スペック表以上に作りが違う

20ストラディックSW 6000HGを買ったとき、決め手のひとつはカタログスペックでした。
当時のツインパワーSW 6000HGと比べても、スペック表だけならかなり近く見えます。
でも、実物を触ると差は大きいです。
ツインパワーSWはローターやボディまわりの剛性感、スプール、ドラグ、巻き心地、細かい質感がやっぱり違います。
ストラディックSWも、SWリールとして弱いわけではありません。
ただ、大型青物を本気で狙う、沖磯や遠征で安心感を優先する、リールに質感も求める。
そういう人なら、ツインパワーSWを選ぶ意味は十分あります。
逆に、堤防中心で、ライトショアジギングから中型青物くらいまでを現実的に狙うなら、ストラディックSWでも成立すると思います。
この差は、スペック表だけでは分かりにくいです。
買って触ると、「ああ、上位機は上位機なんだな」と分かる部分ですね。
スフェロスSWで十分では?という疑問はかなり残る

20ストラディックSW 6000HGを使って、最終的に残った疑問がこれです。
スフェロスSWでも良いのでは?
もちろん、ストラディックSWの方が良い部分はあります。
ワンピースベール、ベアリング数、軽さ、ドラグ性能など、カタログ上でもストラディックSWが上です。
ただ、体感差が価格差ほどあるかと言われると、個人的には微妙です。
後から21スフェロスSWも使いましたが、ストラディックSWとかなり近い印象でした。
ライト層が堤防で使うSWリールとして考えるなら、スフェロスSWもかなり現実的です。
なので、20ストラディックSW 6000HGは「スフェロスSWより明らかに上質で、価格差分の満足感がある」とは言い切りにくいです。
ここはかなり本音です。
20ストラディックSW 6000HGが向いている人・向かない人
最後に、どういう人に向くかを整理します。
向いている人
20ストラディックSW 6000HGが向いているのは、堤防ショアジギングで8000番が重いと感じている人です。
C5000番では少し不安だけど、8000番は大きすぎる。
そういう人にとって、6000HGはかなり使いやすい落としどころです。
また、スフェロスSWより少し上の仕様が欲しい人にも向きます。
中古や未使用在庫で価格が合うなら、20モデルを選ぶ意味はあります。
特に、24モデルとの違いを理解したうえで「Xタフドラグやベール仕様より、価格差の方が大きい」と判断できるなら、20モデルでも十分候補になると思います。
向かない人
逆に、巻き心地や質感を重視する人にはあまり向きません。
ストラディックという名前で上質感を期待すると、少し肩透かしを食うと思います。
ツインパワーSW級の剛性感や所有感を期待する人も、最初からツインパワーSWを見た方が良いです。
まとめ:20ストラディックSW 6000HGの評価は
全体的に厳しい評価になった感はありますが、決して20ストラディックSW 6000HGは、悪いリールではありません。
軽いですし、SWリールとしての基本性能は満たしています。
ただし、汎用のストラディックのような上質感は期待しすぎない方がいいです。
タフさに振っている実用重視のリールです。
また、24ストラディックSWが出た今、一世代前のモデルになりましたが、6000HG同士で見ると変更幅は小さいので、状態が良ければ20モデルもまだ十分使えます。
中古市場で良いものを見つけられたらゲットしていいと思います。
新品で普通に買うなら、基本は24モデルでいいと思います。
enjoy!
現行24モデルはこちら
↓↓↓
番手違いですが、上位機種の21ツインパワーSWのインプレもやっています。
1個下位モデルの21スフェロスSWも買いましたので、インプレしました。


