どうも、ばんぞうです。
今日はジギング用アシストフック「ZOC」のインプレをします。
という人に役立つ話になればと思います。
この記事の執筆者です。
- ブログ歴：6年
- 好きなジャンル：ショアジギ・ジギング
- メインフィールド：大阪・福井
- 釣行：年間50回前後
サビキから自ら出船しての釣りまで広く活動しています。
ZOCってどんな特徴のアシストフック？
オフショアジギング用としてはかなり細軸のアシストフックです。
フックの太さだけでなく、全体的に軽さを意識した設計で「貫通力」をアピールしています。
フックのタイプはシングル・ダブル・タンデム。
フックサイズは、#2から5/0まで。アシストラインの長さは1cm～5cmまで1cm刻み。
小さいジグから、30cm級のロングジグまで対応するラインアップになっています。
初心者でもしっかりフッキングさせやすい
オフショアジギングでは、フックの刺さりの甘さが原因で魚をバラしてしまうことが多いです。
ショア（陸）からの釣りの経験がある人でも、船の経験が少ないとフッキングミスを起こしてしまいます。
その一因が針軸の太さです。
陸の釣りに比べて、オフショア用のフックは針が太く大きい。当然刺すのに力が要ります。
ガツンと合わせないと、巻いてる途中でバレるんです。
で・・・このZOCです。
他のフックより明らかに細いため、しっかりフトコロまで刺さりやすい。
言い換えるとフッキングが決まりやすい。
これは大きなメリットで、特に船初心者にはありがたい点です。
経験者でも、水深が深いところやライトタックルを使うときには恩恵を受けられます。
また、軽量なため魚の吸い込みも良いようにも感じます。
軸が細すぎると強度が・・・
「細い＝弱い」 が心配だと思います。たしかに軸だけ見ると弱いでしょう。
ただ、針が曲がる原因の多くがフッキングが甘いこと。針先近くに刺さって魚が引っ張ると割と簡単に伸びてしまいます。逆にしっかり根本まで刺さっていると、そう簡単には曲がりません。
物理的な細さを貫通力でカバーしている感じです。
また、スプロートベントといって針の曲線の頂点（へんな言い方ですね）が針先寄りになっています。
これも曲がりにくくするための形状の工夫です。
外洋でマグロ釣るならだめでしょうが、近海でブリ・サワラを釣るくらいなら問題なく使えています。
コスパは良くないかも・・・？
メジャークラフトといえばコスパですよね。
でも、このフックに関してはあまり当てはまらないかもしれません。
まず、細軸ゆえになまりやすい。他のメーカーのフックに比べて、割と早く鋭さがなくなる気がします。
多めに持っていくか、現場で研ぐかして、鋭さをキープする必要があります。
次に、耐サビ加工がされていない。著しく錆びるわけではないでしょうが、何の加工もされていないので他より錆びやすいかもしれません。
歯切れが悪い物言いになっているのは、僕は基本的に使ったフックは船上で真水につけるからです。どんなフックもそんなに錆びませんww
まぁ総じて、耐久性があるほうではないので、コスパは普通かそれ以下かという感じだと思います。
僕のおすすめはシングルフック
このフックの利点を活かすには、個人的にシングルフックが良いと思います。
理由はシンプル。
より刺さりやすいからです。
ご存じの方も多いと思いますが、念のため説明すると、フックポイント（針先）が多い程、フッキング時の力が分散してしまいます。
もし、お暇なら画鋲をテーブルに上向きで敷き詰めてみてください。
その上から手のひらで押しても刺さりません。力が手に当たる針の数だけ分散するからです。
話がそれましたが、このフック使う以上、貫通力に特化すべきという発想です。
特に、大阪湾のタチパターン時、ロングジグで中大型の青物（メジロ・ブリ）を狙うときシングルフックおすすめですよ。
もちろん、掛かりやすさとトレードオフなのでお好みで。
まとめ
フックメーカーのものではないので避けられがちですが、僕は割と使いやすいと思います。
細軸で刺さりやすく、魚の吸い込みが良いのは、大きなアドバンテージ。
耐久性がやや気になりますが、もうしばらく使ってみようと思います。
また、何か気になることが出てきましたらレポートしますね。
enjoy!
