最近めっきり船酔いしなくなくなり、「スキル漁師体質」獲得まで、あと一歩のばんぞうです。
さて、今日はジャッカルから出ている「バンブルズジグ」のレビューです。
まだ歴史が浅いジグなので、まだネット上に情報が少ないですね。(2021年12月時点)
僕は比較的よく使っているので、率直な感想(インプレ)をお話しようと思います。
また、どう動かすのが効果的なのかといった使い方もお話します。
バンブルズジグの特徴やメリットは?
まず「ぶっちゃけバンブルズってどうなん?釣れるの?」ですね。
なぜか、このページ「バンブルズジグ 釣れない」という検索で訪問してくれる方が多いのですが・・・
個人的には使えるジグだと思います。よく釣れます。
あっ、僕はセミロングを使うので、以降ことわりがなければ感想はセミロングのものです。
このジグの特徴は・・・
独特の左右対称フォルム
片面はほぼフラット、もう片面は背中寄りに大きく膨らんでいます。
この独特の形のおかげでシンプルにしゃくるだけでイレギュラーな動きを演出できます。
フォール時もローリング・スライドしながらゆらゆら落ちていきます。
言葉だけだと中々想像しにくいかもしれないので、動きに関してはこちらの公式動画も見てみてください。(9分40秒あたりの水中動画)
基本に忠実な動かし方で釣れるので、初心者にも使いやすいジグだと思います。
オフショアジグ最安クラスのコスパ
このバンブルズジグ、グラム数にもよりますが、釣り具店で1,000円ほどで買えます。
アシストフック付きなので、トータルで考えるとジグパラより安いと思います。
安さは正義!根掛かり・ロストを恐れることなく、強気で攻められます。(ロスト推奨してるわけじゃないですよ)
良く釣れるポイント=根掛かり頻発地帯ということはよくあることです。
チャンスに躊躇なくジグを投入できるマインドは釣果に直結します。
慣れてないうちは、1個4,000円超のタングステンを根の荒いポイントで使うのは躊躇しますからね。
フックがセットされているので楽
このジグ、最初からアシストフックがついています。
ちょうどいい大きさのフックがついているので、フックサイズで悩む必要はありません。
考える項目が減るのも、初心者アングラーには助かるポイント。
変な間違いをしなくて済むので釣果にもつながりやすいです。
バンブルズジグの使い方・しゃくり方
おすすめはシンプルなワンピッチジャーク。
一定のリズムでしゃくるだけで、ジグが適度にバランスを崩してくれるので、魚が食いつく間を自動的に演出できます。
潮の速さ、魚の活性、狙う魚種にもよりますが、ボトム着底から水深の半分ちょい上くらいまでをワンピッチで探るのが効率良いと思いますよ。
底がとれるギリギリの重量軽めのジグをややハイピッチでジャークさせると、良く釣れます。
もちろん、ジギングの手練れは、丹後ジャークでも何でもお好きな操作でやってください。
大きくしゃくればグンッとスライドするし、フォール姿勢もキレイなのでバッチリ釣れますよ。
バンブルズジグの重量ごとの使用感
バンブルズジグの重量の設定は、
100g/120g/150g/180g/200g/250g
水深や潮の速さによって使い分けるのが基本ですが、一応僕なりの使用感や使い方のお話をします。
ちなみにロッドはジギングロッドの3番(上限ジグ180g)。もっとも標準的な固さのロッドかと思います。場所は和歌山北部(友ヶ島周辺)水深は30メートルから70メートルあたりが多いです。
- 【100g】3番のジギングロッドで使うには軽すぎる印象です。ロッドアクションは控え目にしないとやや飛び気味に。
- 【120g】パイピッチで誘い上げたい時は、この重さを使うことが多いです。かなり高速でダートさせられるので食いも良いです。また軽いので疲労が少なく長時間使っていられます。
- 【150g】一番使用頻度が高いです。大抵底は取れますし、動かしやすさ・疲労感のバランスも良く、オールマイティに使える重さです。
- 【180g&200g】150gで底を取れないほど潮が早い時や、急な駆け上がりエリアで使用します
- 【250g】僕はほぼ使いません。このクラスになるとセミロングとはいえ、かなり引き重りがあるし、もっと細くて長いロングジグが有利というシーンが多いからです。
改めて整理してみると、僕が使うのは150gと120gがほとんど。(8割以上?)
100g以下の軽いジグや、200g以上の重いジグは、他のメタルジグを使ってることが多いですね。
バンブルズジグのフックについて
付属のフックが太軸なのでしっかりフッキングしないとバレます。
SLJやライトショアジギングの細軸フックに慣れている人は気をつけてください。
アタったら思いっきり合わせてくださいね。2回くらい。
このジグの良さ(フック付き)をつぶしてしまうかもしれませんが、思い切ってフックを交換して使うのもアリです。
参考までに各サイズのフック号数とアシストラインの長さをまとめておきます。
ジグサイズ | フック号数 | アシスト長さ |
100g | 2/0 | 2.5cm |
120g | 2/0 | 2.5cm |
150g | 3/0 | 3cm |
180g | 3/0 | 3cm |
200g | 3/0 | 3cm |
250g | 4/0 | 3.5cm |
ちなみに僕がよく使うフックはこれ
↓↓↓
どちらもキャッチ率は標準フックより高まります。
バンブルズジグの選び方
バンブルズジグにはセミロングとショートがあります。
違いというか、それぞれの特徴は、
個人的には、どちらか一方ならセミロングがおすすめです。
基本的に青物は流れがある場所で釣れる魚ですし、潮が緩い・低活性時に強いジグというのは他にもありますから。
カラーに関していえば、ぶっちゃけどれでもいいです。
このジグに関しては、あまり色で釣果に差を感じたことはありません。
セミロングだとそこそこシルエットも大きいから、何色でも魚からよく見えるのかもしれないですね。
迷ったら、基本的にシルバー系でOKです。釣れます。
バンブルズジグのここがダメ
フック付きでパッケージから出してすぐ使える・・・はずですが、実際はほぼ不可能。
アシストフックについてるパイプ状のカバーが驚異的にとれにくいからです。
フックにビニールがガッツリ噛んでいて「あれを船上で外せるヤツはいるのか?」というレベルです。
たぶん、開発スタッフは全員500円玉を曲げれるくらい屈強な指の持ち主でしょう。
あと、付属のアシストフックの精度。
たまに訛っているやつがありました。
フッキングが決まらないので、使う前によく確認しておいた方が良いでしょう。
まとめ
というメタルジグです。初心者にやさしい仕様なので最初の1本にもおすすめです。
enjoy!