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21スフェロスSW6000番のインプレ。ストラディックSWとどっちが良い?

釣具レビュー

21スフェロスSW 6000のインプレ。ストラディックSWとどう違う?

どうも、ばんぞうです。

「21スフェロスSW 6000PG」を買ったのでインプレします。

今回は、細かい動作のチェックや上位機種ストラディックSWとの比較が中心ですので

  • スフェロスSWが気になっている方
  • ストラディックSWと迷っている方
  • 1万円台の大型リールって使えるの?と疑問に思う方

におすすめです。

ちなみに、僕が買ったのはPG(パワーギア)ですが、HGを検討中の方も多いと思うので、ギア比以外の部分をメインにお話しようと思っています。

ばんぞう
ばんぞう

この記事の執筆者です。

  • ブログ歴:6年
  • 好きなジャンル:ショアジギ・ジギング
  • メインフィールド:大阪・福井
  • 釣行:年間50回前後

サビキから自ら出船しての釣りまで広く活動しています。

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序文:僕がスフェロスSWを買った理由は?

インプレ・レビューの前に、購入のいきさつを。

実は6000番のリールは「ストラディックSW」を使っていましたが、2022年秋水没。というか紛失。(海に落ちました)

で、再購入する段階で、前々から思っていた「スフェロスSWでいいんじゃない!?」という意見が自分の中で勝ち、今回は21スフェロスSWを購入。

ホントにスフェロスで良かったのか・・・ご覧ください。
↓↓↓

詳細チェック1:スフェロスSWのベールは?

心配する方も多い21スフェロスの「ツーピースベール」

ラインがベールとラインローラーの継ぎ目に挟まってしまう問題がありますね。

でも、大型のスフェロスSWではそう起こるものではありません。

こうしたトラブルが多いのは、ライトゲーム用リールで細いPEラインを使ったとき。

2.0号以上のPEがデフォルトのような大型リールでは、普通に操作をしていれば、まず大丈夫。

僕も挟まったことは一度もありません。

さて、ベールの動作はストラディックSWと似た感触です。

より上位のリールのような軽いタッチで「カコンッ」と戻る感じでなく、ややモソッとしています。

ストラディックの時はこれが非常に残念な感じがしましたが、スフェロスならまぁこんなものだろうという感じです。許せます。

詳細チェック2:ラインローラー

スフェロスSWのラインローラーにはベアリングが入っていません。

これが嫌でスフェロスを避けるという人も多いかと思います。

実際触ってみても、たしかに回りが悪いです。

飲ませ釣り用ならそのままでも大丈夫そうですが、ショアジギングに使うのならベアリング交換はやった方が良いかなと思います。

400円~1,500円くらいでチューンアップできます。

詳細チェック3:スフェロスSWのハンドルは?

ハンドル部分の造作は割と良いと思います。

ねじ込み式でガタツキも少ないです。

卵型のハンドルノブは評価が分かれるところですが、僕は力は込めやすいのでアリ派。女性や手が小さい人は丸型の方が力を入れやすいかもしれません。

また、ハンドル長がストラディックSWより5mm長いので、よりパワフルに巻くことができます。

ただ、ノブの回転は悪いです。そのため巻き始めがやや重め。

気になる人はここもベアリングチューンで対応できます。

詳細チェック4:ドラグ・スプール

ドラグやスプールは個人的にはイマイチです。

まず、質感が安っぽい。まさに廉価版リールのスプールと言った感じです。

見た目だけでなく、ドラグを締める音も出るときの音もなんだかチープ。

また、ドラグ調整がやりにくい点もマイナスです。

ドラグノブは小さくてつまみにくいし、ゆるゆるから効きすぎるまでの調整範囲が狭いです。妙に固いし。

・・・と酷評ぎみですが、ストラディックSWもほぼ同じです。

詳細チェック5:回転性・巻き感

巻き感・滑らかさ・軽さはストラディックSWと同じフィーリングです。

たとえるなら60点くらいの巻き心地です、

上位のツインパワーSWや中級機以上のシマノ汎用リールのようなヌルヌル感はなく、新品でもシャコシャコと擦れるノイズが出ます。

まあでも、このリールの用途を考えると、多少のノイズはそれほど問題にはならないので、実用上は十分な品質と言えるかもしれません。

詳細チェック5:剛性・パワー

SWリールとしての最低限必要な剛性やパワーは確保していると思います。

「インフィニティドライブ」「HAGANEギア」「HGANEボディ」「カーボンクロスワッシャー」「ねじ込み式ハンドル」このあたりは大物とファイトするのに有利な要素。

上位のSW機に搭載されている技術がふんだんに使われています。

全体的には良いのですが、少し気になったのがローターの剛性。

ストラディックと同じ構造のはずなのに、スフェロスの方が柔らかい気がします。

使われている樹脂が違うのか?もしくはただの気のせいでしょうか?

まぁ柔らかいといっても、両手でローターを握りこんだ時の話。

実際の釣りではローターの歪みを感じることはありませんでした。

まとめ:スフェロスSWは買いか?

両方触ってみて、批判を恐れずいうと、スフェロスSWとストラディックSWの使用感は「ほぼ同じ」です。

スフェロスの価格がストラディックの半分だから、性能も半分とかはあり得ません。

僕の主観ですが、せいぜい2割減がいいところ。

コア部分の構造は変わらず、ボディも共通。主だった違いはこれくらいですから。
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ストラディックSWのアドバンテージ(6000番)
  • ワンピースベール
  • デフォルトで+2個のベアリング
  • CI4+の丸型ハンドル
  • 10g軽い自重
  • 2Kg高いドラグ性能

正直なところ、ラインローラーにベアリングだけ入れとけば、ストラディックSWと遜色ないレベルで使えます。

個人的には、今ストラディックSWより、スフェロスSWを選ぶ方がいいと思います。

参考にしてみてください。

enjoy!

ショアジギング用ならハイギアの方が使いやすいと思います。
↓↓↓

上位機種のシマノSWリールについてはこちらで、インプレしています。
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