サビキ釣りのライン(糸)についてです。
サビキ釣りでPEラインって使えるの?釣果とか変わる?
この記事では、サビキ釣りにおけるPEライン使用について、わかりやすく解説しています。
ぜひ最後まで読んでくださいね。
サビキ釣りにPEラインは使える?
結論からいうと、サビキ釣りにPEラインは問題なく使えます。
むしろ、スペック的には有利な点の方が多いと思います。
ナイロンやフロロカーボン比で4倍以上の強度がありますから。
しかし、「普通のサビキ釣り」の場合だと・・・
えっ!だめなの?
まずは、メリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。
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PEラインを使うメリット
まず、PEラインのメリットから。
風や潮の影響を受けにくい
糸を細くできるので、風や潮流でラインが流されることが少なくなります。
ラインが膨らむことなく一直線になりやすいので、深場の釣りで有利です。
感度が良い
糸が伸びにくいため、糸が張っている状態だと非常に感度が良いです。
ただし、糸が緩んでいると感度はナイロンラインより悪くなります。
飛距離が出る
糸を細くガイド抵抗が少ないので、投げれば飛距離が出ます。
投げサビキ(飛ばしサビキ)で、より遠くのポイントを狙えます。
長持ちする
サビキ釣りで一般的なナイロンラインは、水につけるたび吸水しますし、紫外線で劣化もします。
PEラインはその両方に強いので、長持ちします。
PEラインを使うデメリット
逆に、PEラインのデメリットとして考えられるのが・・・
アタリを弾く
伸びにくいのでアタリを弾く(=食わせられない)確率が上がります。
ただし、理論上そうというだけで、実質ほぼ影響ありません。
根ずれで切れる
根ずれとは、海底の岩や岸壁の貝殻に触れて糸が切れること。
PEラインは他の糸に比べて圧倒的に根ずれに弱いです。
でも通常、岸壁に擦れるほどキワキワを狙いませんし、ラインが海底に接触することもありません。こちらも実用上はほぼ影響ないでしょう。
値段が高い
一番のデメリットかもしれません。
初期費用を抑えるなら、PEラインは向きません。
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最適なPEラインの太さ(号数)について
サビキ釣りにPEラインを使う際の最適な太さについてお話します。
一般的な足元サビキ
足元サビキの場合、0.8号~1.0号がおすすめです。
太すぎず、大き目のサバ(40cm台)が来ても、切れることはないからです。
投げサビキ/飛ばしサビキ
投げサビキの場合、1.0号~1.5号がおすすめです。
市販のセット品にによくある8号から10号おもり(カゴ)なら、1.0で切れることはまずないでしょう。
それ以上となると少し太くしする方が安心です。
船サビキ
ターゲットや状況、釣り方によって変わりますが、2.0号が推奨されることが多いです。
でも、個人的にはちょっと太いかなと思います。
耐久性は少し犠牲になりますが、0.6号~1.0号の方が潮流に流されず釣りやすいです。
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ショックリーダーは必要?
サビキ釣りに、リーダーは必須ではありません。
PEラインに直結しても大丈夫です。
でも、僕はリーダー入れる派です。
PE直結だと、クリンチノットやユニノットといった結び方が決まりにくい(=強度が出ない)からです。
この辺は、ご自身の結束スキルやお好みで。
まとめ:サビキ釣りのPEライン使用について
サビキ釣りにPEラインは使えます。
ナイロン・フロロに比べてメリットも多いです。
しかし、水深の浅い場所でやる「普通のサビキ釣り」だとそのメリットを全然活かせないので、わざわざPEラインを巻くことはないと思います。ナイロンでも十分戦えます。
という場合は、PEラインの優位性が立ってきますので、PEがおすすめです。
1.0号くらいのPEラインを巻いておくと、サビキ釣りの多くのシチュエーションをカバーできますし、他の釣りにも流用できて便利です。
参考にしてください。
enjoy!