モンベル フィッシンググローブを詳しくインプレ

釣具レビュー

どうも、ばんぞうです。

冬の釣り用にモンベル(montbell)のクリマプレンフィッシンググローブを買ったのでインプレします。

モンベルのグローブは気になってる人も多いかと思いますので、余すことなくレビューします。

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モンベル クリマプレン フィッシンググローブとは

モンベルのフィッシンググローブは何種類かありますが、これはちょっと厚手で5本指すべてカバーするやつです。

親指・人差し指・中指を出すことができ、3フィンガーレスグローブのように使うこともできます。

素材はクリマプレンの2.5mm厚。

ちなみにクリマプレンというのはモンベルが登録商標している素材。
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引用元:モンベルオンラインショップ

いかにも特殊素材っぽいですが、説明を読む限り一般的なウェットスーツ素材のクロロプレン・ネオプレンとの違いはわかりません(普通のクロロプレンも発泡ゴムです)

ほぼ同じものと考えて良いでしょう。特許でなく商標ですし。

クリマプレン フィッシンググローブの防水力・保温性は?

基本的にゴムなので防水力は高いです。

また、ウェットスーツの素材なので濡れている状態でも保温してくれます。(濡れても寒くならない理由はこちら

寒風ふきすさぶ船の上で、バケツの水にに手を突っ込んでジャバジャバやっても、全然大丈夫。

冷たくはなりません。

指5本全部カバーしてくれるのもすごく快適。

暖かさは3フィンガーレスグローブの比ではありません。

クリマプレン フィッシンググローブのサイズ感は?

次にサイズ感についてです。

まず僕自身のスペックから。

身長175cmで体重68kg。いわゆる標準体型です。手の大きさも割と普通です。

で、店頭でグローブをつけ比べてみた結果、ベストはMサイズ。

Lサイズでも良かったのですが、親指の付け根の布余りが気になりました。(Mでも多少余ります)
↓↓

釣りで使うのなら少しでもタイトな方が良いとの判断でMにしました。

せっかくなので、親指まわりについてもう少し詳しくお話します。

グローブの親指の長さが短く、付け根が肉厚な人向けになっているので、どうやってもピッタリにはなりませんでした。

手の厚みがない人、親指が長い人は、ここは妥協しないといけないと思います。

脱着式の指先部分。動かしやすさは?

次に細かい動作のしやすさについてです。

この点は、3本指抜きのグローブと同じ使用感を期待していましたがダメでした。

外した指先部分がすごく邪魔です。

ルアー釣りでスプリットリングを交換するとき、釣れた魚からフックをはずすとき、刺さりまくります。

小アジの飲ませ釣り(泳がせ釣り)をしたときも、何度も刺さり非常に不快でした。

純粋な3本指切りグローブとは別物と考えた方が良いです。

手のひらは滑り止めのグリップ力は?

滑り止め素材のグリップ力はやや弱めです。

ロッドを持ったり、ボート類のオールやパドルを握る分には問題はありません。

ただ、力を込めるシーンでは保持力不足が気になりました。

実例を出すと、スピニングリールでの大型魚とのファイト時。

滑ってリールのハンドルから手が離れてしまうことが何度かありました。

濡れていたり、魚のぬめりが手についていたりはあったと思いますが、もう少しグリップは強い方が良いです。

その他、装着感など

このグローブ、手首の部分が長いのが特徴。

防寒の面では非常に有用なのですが、脱着は面倒。めっちゃ脱ぎにくいです。

そのうえ、雑に脱ぐと指先部分がちぎれそうで怖いです。

釣り中マメに脱ぐ派の人には、不向きかと思います。

腕時計をする人はもっと大変。グローブの上にせざるを得ないので、脱ぎにくさはさらに増します。

一度付けたら、基本脱げません。

ルアー・仕掛けを交換するのも、エサや魚をさわるのもグローブをつけたままになると思います。

それが嫌な人にはおすすめしません。

まとめ:モンベル クリマプレンフィッシンググローブの評価

長くなったので最後にまとめます。・

クリマプレンフィッシンググローブの良い点
  • 防風・防水性能に優れる
  • 5本指&手首もカバーするので暖かい
  • 必要なときは3本指を出せる
クリマプレンフィッシンググローブの悪い点
  • 指先の精密な動作がやりにくい
  • 手のひらのグリップ力がいまいち
  • 親指が短い(個人的差あり)
  • 脱ぎにくい

どちらかというと暖かさにやや振れているグローブです。

3フィンガーレスでは寒い(指先が痛い)カヤックやSUPフィッシングとの相性は良いと思います。

ただし、手元で細かい作業をするのはストレスが多いので、その点だけご注意ください。

enjoy!