釣りの時計は何がいい?プロトレックを10年使ったインプレ。

釣具レビュー

どうもばんそうです。

今日は僕が釣りで使ってる時計、カシオのプロトレックの話です。

  • 釣りに使う時計どんなのがいいかな?
  • プロトレックって気になるけどどうなん?

という人に向けて、10年以上使ったインプレを交えてお話します。

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プロトレックの特徴をおさらい

念のため、プロトレックがどんな時計かを簡単にお話します。

プロトレックの特徴1:トリプルセンサー

全モデルで磁気気温気圧を感知できるトリプルセンサーを備えています。

このセンサーにより、方位や気温・気圧、標高や少し先の天気を知ることができます。

トリプルセンサーは、スマホと違ってデータを引っ張ってきてるわけじゃないので、電波状況(5G・4G)の影響は受けません。

深い山の中でも、大海原でも、基本的にどんな環境でも動作します。

プロトレックの特徴2:タフソーラー

全モデル共通で、強力な充電機構「タフソーラー」を備えています。

蛍光灯の光でも充電できるほどパワフルなので、電池切れの心配は基本的にありません。

他の太陽光充電の腕時計は、たまに太陽に当てないといけなくなることもありましたが、プロトレックでは一度もありません。

プロトレックの特徴3:自動時刻調整(電波時計)

プロトレックの大半は電波時計です。(一部下位モデルを除く)

釣りにはあまり関係ないかもしれませんが、1秒も狂わない快適性を知ると、もう無しには戻れません。

プロトレックの特徴4:防水&耐熱・耐寒

G-SHOCKほどの耐衝撃性はないですが、釣りで使う十分なタフさは持っています。

全モデル10気圧以上の防水がされているので、雨や釣りで波しぶきが当たっても安心です。

海釣りのあと、躊躇なく水道水で潮を流せるのもうれしいです。

また、低温・高温にも強く、雪山でも真夏の洋上でも、正確に動作します。

この辺までが共通特徴。

さらに上位機種になると、月齢タイドグラフが確認できたりと機能もアップします。

また、カシオのアウトドアウォッチというとゴツくて分厚いイメージですが、プロトレックは割と軽く薄く作られています。

この点も、僕がプロトレックって釣り向きなんじゃないと思う所です。

10年以上使ってきたプロトレックをインプレ

僕が使っているのはPRW-3000というモデルです。

発売が2013年だったみたいなんで、何だかんだでもう10年以上使ってます。

この時計を「釣りに使うと・・・」という観点でインプレッションします。

良い点1:釣りの時でも大きくて見やすい盤面

PRW-3000はデジタルモデル。1目で時間がわかる大きな文字が特徴です。

一般的な時計を見る動作をしなくても、時計に目線を落とすだけで時間がわかります。

▲こういう時計を覗き込む動作ね

夜間に使うときも大型盤面全部が光るのでかなり見やすいです。

良い点2:日の出日の入りの時間がわかる

今の時代、スマホをみれば日の出・日の入りの時間は確認できます。

でも、釣りしながらチョット確認したいときはプロトレックが圧倒的に便利です。

たとえば、夜明け前のまだ暗い時間。

「日の出何時だっけ?」というのを確認したいとします。

スマホだと、暗い中ポケットからiPhoneを取り出し、ロック解除、アプリ起動という
作業が必要です。

プロトレックなら、ボタンを1個押すだけ。ノーストレスです。

良い点3:釣れるチャンスに気付ける

トリプルセンサーには気圧計が入っています。

ご存じの方もいると思いますが、気圧が下がりはじめると魚の活性は上がります。

この変化に気づけるのは大きな武器です。

良い点4:タフな環境でも確実に動作する

SUPやカヤックに乗る人じゃないと共感してもらえないかもしれませんが・・・

カンカンに照った夏の海の上って、スマホって使い勝手がめちゃくちゃ悪いんです。

反射なのか、周囲が明るすぎるのか、液晶画面はまあ見えませんし、熱でへたって操作不能になることさえありますし。

そんな状況でも、プロトレックがあれば問題ありません。

時間・天気予測(気圧チェック)・方位など、海上で必要な情報を確実に教えてくれます。

プロトレックの耐久性は?何年ぐらい使えるの?

耐久性は高く、耐用年数は10年以上と言い切って良いでしょう。

一番最初にガタが来るのはおそらく充電池。

タフソーラー(充電電池)の寿命が7年~10年らしいので。

しかし、僕はもう10年以上使っています。今のところ、へたったりする様子はありません。

もしかすると、デジタル表示モデルの方が電池寿命が長いのかもしれませんね。

物理的に針を動かすより、省電力ですもんね。

その他の部分も、あと5年10年は余裕でいけそうな感じです。

10年物のプロトレックの写真をいくつか載せときますので、参考にしてください。

毎日つけているので、さすがにベゼルは傷だらけですが、ガラスに傷はなし。

裏面のヘアライン加工も奇麗なまま。made in タイなんですね。

ボタン類。今でも非常に押しやすいです。ゴムのへたりは感じません。

樹脂製のベルト。写真に撮って拡大すると結構ダメージあるように見えますが、実際の感じは、表面の傷やスレというレベルです。

現行プロトレックで釣りにおすすめのモデルは?

自分が今買うならという目線で、おすすめモデルをピックアップしたいと思います。

PRW-73X-1JF

引用元:CASIO PROTREK 公式サイト

20気圧防水タイドグラフ付きと、まさに釣り向きモデル。

個人的には、タイドグラフやフィッシュアラームは要らないですが、20気圧防水は物欲をそそるポイント。

ガラスもサファイアガラスなので、ちょっとやそっとじゃ傷つきません。

あと、見た目がかっこいいです。

PRW-70Y-1JF

「PRW-73X-1JF」の1個下のモデル。

基本機能は同じで違いは、ベゼルとガラス面の素材だけ(だと思う)

カーボン素材もいいけど、アルミ製ベゼルもスッキリしていてアリです。

PRW-35

引用元:CASIO PROTREK 公式サイト

現行モデルで一番薄くて軽いです。

袖口にかかったり、糸がからむ確率も減るので釣り向きです。

デジタル表示で各種情報の視認性が高いのも、釣りをする上でのアドバンテージになります。

この3つはマジで悩みます。

プロトレックは使い手を選ぶ?

プロトレックを使いこなすには、ちょっとコツというか性質を知る必要があります。

たとえば日の出・日の入。

東京が基準になっているので、地方で使う際は脳内補正が必要です。

僕の住む大阪なら約15分~20分遅れます。

こんな感じで出るので、大阪の日の出は7時5分くらいに解釈します。実際は7時3分です。

また、方位測定は、室内では狂いやすく、屋外でも水平姿勢を保つ必要があがります。

僕は最近使いませんが、高度計は事前の補正が必須。

これらを知らないと「誤差だらけで使えんやんけ!」となりかねません。

取説は一通り読みましょう。

まとめ:釣りの時計にプロトレックってどうなの?

現状、個人的に釣り用時計はプロトレックが最適だと思っています。

G-SHOCKだとちとゴツい。AppleWatchは高機能だけど場所選ぶしね。(電波・充電・強度など)

プロトレックは、機能・軽さ・丈夫さ・電池の持ち・操作性のバランスが絶妙なんです。

1本2万円~10万円台と安くはないですが、長く使えるので良いですよ。

enjoy!