どうも、ばんぞうです。
サビキはお好きですか?
夏場に初心者がやる釣りだと思っている方も多いと思います。
でも、秋~初冬に沖堤防でやる大アジ・大サバを狙ったサビキ釣りはなかなかスリリング。
サビキ仕掛けが一瞬でブチ切れる大物がかかることもあるし、25cm級の魚が掛かれば引きます。グンっと竿が持っていかれて面白いですよ。
こちらが12/5に大阪の南港新波止でのサビキ釣果。
28cmを筆頭にアジ4匹にガシラ1匹。小さい数匹はリリースしましたが、こんな感じで基本的に数は釣れません。時合もめちゃくちゃ短いです。
だからこそ、面白いし、コツも大事だと思っています。
今回のコツの解説は、基本的には夜の足元サビキのコツになります。
なので「のませの餌がなかなか釣れない」という人にもおすすめです。
コツ1:鉄かご(鉄ドン)を使う
よくある青いプラかごでもできますが、鉄かごを使う方が有利です。
沖堤防は足元でもそこそこの深さがあって、潮の流れもあるからです。
プラかごだと底につく前に餌が出てしまって、一番撒きたい底に撒けません。
水深10メートル前後だと鉄かごは15号(56.3g)で十分。スコンっと沈んで底取りも余裕です。
根魚も狙いたい人は、プラかごに天秤がついているものも割といいです。
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天秤の先にオキアミを付けた針(通称スケベ針)を付けておくと、より根魚やアジが掛かります。
僕はオキアミを付けるのがめんどくさいのと、根掛かりしやすい、なによりスケベじゃないのであまり使いません。
コツ2:ウミホタルをつける
ウミホタルというのは、ルミカから出ているボラギノールみたいな形のケミホタル。
パキッと折れば光るやつです。
これつければ、光にプランクトンが集める→プランクトンに魚が集まるという図式で魚が釣れるそうです。
実際にこんなメカニズムかどうかは分かりませんが、付ける方が釣果が上がります。
▲ サイズは50がちょうどいいです。
コツ3:サビキの号数は7号以上
僕が、沖堤防でサビキするときは7号からはじめます。
12cmくらいから30センチくらいのアジまで取れて、使い勝手が良いと思っているからです。
7号でもたまにハリスをブツンと切っていくやつもいるので、これより小さいのはあまりお勧めしません(場所・季節にもよりますが・・・)
40cm級の大きいサバを狙うときは最初から9号でスタートします。
コツ4:仕掛けは安物でもOK
ぶっちゃけ安物の仕掛けでも釣れます。
いつも使ってるのは釣具店で3つで198円の「るんるんサビキ」
魚はこれにも十分食ってきます。周りの人がめちゃくちゃ釣れてるのに、こっちはあんまりということもないです。
ピンクスキンかハゲ皮かも夜に関していえばそれほど差はないと思います。
ちなみに、関西のサビキマンに絶大な人気仕掛けはハヤブサの「蓄光スキン」です。
仕掛けのせいで釣れないのが嫌な人は、最初から言い訳できない高評価な仕掛けを使うのも良いと思います。
僕は、使い捨てのサビキ仕掛けはコスパ重視です。
コツ5:棚は底
大アジ・大サバを足元サビキで狙うときは、基本底一択で良いと思います。
もちろん、上の方の針にしか食わなければ、棚を上げるとかの工夫をした方がいいですが、基本は底。
決め打ちでOKなくらいです。
コツ6:コマセの投入ペースが大事
真夜中の沖堤防。サビキしている人同志の距離が遠く、人気の防波堤みたいに魚がずーっと足止めされることはありません。
だから、コマセを切らさない釣り方をした方が良いです。
僕の基本のやり方は、
一気に底まで沈めて20秒ステイ→竿を煽って10秒ステイ→リールを1~2回巻いてから煽って10秒ステイ。
で、来なかったら回収してしこしこコマセを詰める。
だいたい1分半から2分に1回のペースで、かご1杯分のコマセを撒いてる感じです。
このやり方が今のところ一番釣果が出てるような気がしています。
コツ7:アミ姫よりは冷凍ブロック
チューブ入りのアミエビも便利ですが、やはり釣果でいうと冷凍ブロックに軍配が上がります。
めんどくさいですが、可能な限り冷凍ブロックを用意してください。
僕は袋の上部をナイフで切って、なるべく四角い形をキープしながらコマセスコップで入れてます。
コツ8:ある程度やわらかい竿で
タックルに関しては基本的に何でもいいですが、アジは口が弱いので強すぎるロッドだとやりにくいかと思います。
そういうロッドをつかうならクッションゴムを入れるなど工夫した方が良いかもしれません。
ちなみに僕はいつも、シマノのルアーマチックS86MLを使っています。(レビューはこちら)
適度にしなるのでバラシも少ないし、40cm級の鯖が掛かっても何とかなるのでおすすめです。
以上です。
思いつくままコツを並べてみました。まだしばらくは釣れると思いますので、サビキで大物を狙ってみてください。
enjoy!
サビキ釣りについてはこちらもご覧ください。
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