
サビキ仕掛けってどう選んだらいいんだろ?
という方に向けて、サビキ釣りの仕掛けについてお話します。
主にビギナーの方に向けて書いています。気楽にどうぞ。
高い仕掛けと安い仕掛けの違い
サビキ釣りの仕掛けは、1個100円程度のものから500円近いものまで様々。
ざっくり言うと、基本的に高いものの方が釣れます。
誘う・掛ける 両面で優れています。

じゃあ、安い仕掛けは釣れないの?
普通に釣れます。ご心配なく。
ただやはり、品質面では劣ります。たとえば、6本バリのうち1本が刺さらなかったり、少し大きいのがかかるとプツンと切れたりすることがあります。
サビキ仕掛けの大きさ(号数)について
初心者がサビキ仕掛けを選ぶ際に見るべきは、針のサイズです。
ハリスや幹糸の太さも色々ありますが、ビギナーのうちは気にしなくてOK。
僕の感覚ですが、おおむね次の表のとおりです。
針の号数 | メインターゲット | 個人的感想 |
---|---|---|
2号 | 豆アジ(10cm未満) | 小物用 |
3号 | 小アジ(15cm未満) | 汎用的に使える |
4号 | 小アジ(20cm未満) | 汎用的に使える |
5号 | 小アジ(20cm未満) | あまり使わない |
6号 | 中アジ(25cm未満) | あまり使わない |
7号 | 中アジ(25cm未満) | 汎用的に使える |
8号 | 中アジ(25cm未満) | あまり使わない |
9号 | 大アジ(30㎝以上) | 大きいサイズ狙いで使う |
10号 | 大アジ(30㎝以上) | 大サバもかかる時に使う |
魚が小さいときは4号。そこそこ大きいときは7号から始めることが多いかな。
で、ハリス(枝糸)が飛ぶようなことがあれば、サイズを上げるようにしています。
サビキ仕掛けの色の違いについて
市販のサビキ仕掛けは次のような色の違いがあります。
使い方(選び方)のセオリーは大きくわけて2つ。
セオリー1:餌に合わせて選ぶ
ターゲットがその時食べているものに合わせて使い分ける考え方です。
アジがアミエビ系を食べているのならピンク系。プランクトンならクリア系。
みたいな感じです。
セオリー2:潮の色に合わせて選ぶ
2つめのセオリーは「潮の色に合わせて使い分ける」です。
澄み潮ならクリア系。濁り潮ならケイムラ(蛍光)。みたいな感じです。
セオリー3:ピンクオンリー(初心者におすすめ)
どうせアミエビを撒くんだからピンクあればいいじゃん的な考え方です。
僕は、堤防サビキでは結構理にかなっている考えだと思っています。
基本ピンクで、サブにハゲ皮を持っていくのもおすすめです。
魚皮系は、ピンクが厳しくなったあとの日中や、低活性・低水温時に使うと活路を見い出せることがあるからです。
初心者におすすめのサビキ仕掛け
初心者の方は、値段重視で選ぶのがおすすめです。
まずは、数(本数・号数)を揃えておくことが大事だからです。
サビキ釣りは一発で仕掛けがぐちゃぐちゃになって終了・・・ということもありますし、針のサイズが1つ変わると釣果激変ということもあります。
数を最優先してください。
この辺のもので良いので、2号~7号くらいまで揃えておくのがベターです。
汎用的に使える3~4号は多めに持っておくのがおすすめです。
経験者におすすめのサビキ仕掛け
次に経験者の方におすすめの仕掛けです。
少し渋めの状況でも、結果が出やすい仕掛けをチョイスしました。
特にこのリアルアミエビは、昼夜を問わずよく釣れるので、おすすめです。
作りこまれた造作は、渋めの日でも魚を出してくれます。
暗い状況で強いのが蓄光スキン。
ハマると爆発力があります。
がまかつの堤防アジサビキ(ハゲ皮)もよく釣れます。
ピンクスキンで反応がないときのゲームチェンジャーとしても有用です。
まとめ:サビキ釣り おすすめ仕掛けの選び方
初心者の方は安物でも良いので、数・号数を増やす方に力を入れてください。
針のサイズ(号数)を魚に合わせることが最も釣果につながります。
ただ、ちょっと厳しい状況で、1本出したいときには高価な仕掛けに分があります。
必要に応じて買いそろえてください。
enjoy!