10月、車中泊で蒜山高原と出雲大社へ行ってきた

キャンピングカー旅ログ

どうも、ばんぞうです。

10月の3連休を利用して中国地方へ車中泊旅行をしたので、レポートします。

泊まった道の駅の情報も載せますので、キャンピングカー旅のプランの参考にしてください。

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今回のルートや費用などざっくり

まず、今回の旅の概要を。

大阪を出発し、岡山県の蒜山高原、島根県の出雲を回るルートです。

片道約330kmの旅程です。

かかった費用は高速代10,510円と・ガソリン代12,500円ほど(リッター176円)

あとは食事代とお風呂・観光に使ったお金です。

メンバーは家族5人(うち子ども3人)、車はハイエース(ワイドミドル)ベースのキャンピングカー「AnnexファミリーワゴンC」です。

どうぞ、ご参考に。

車中泊1日目:道の駅「風の家」

1日目は夜に出発して移動だけ。

蒜山インターを降りてすぐの道の駅「風の家」に宿泊しました。

ここは、昔からある道の駅で、観光客のほかに、採れたての農産物を目当てに地元の人も多く訪れるスポットです。

車中泊をするなら、高速インターから見て奥側の第一駐車場がおすすめです。

第二駐車場より平坦で、トイレも近いです。

近隣にはコンビニがなく、朝食の準備はして行った方が良いと思います。

でも、8時半から朝市みたいなものがはじまり、焼き魚や、つきたて餅が買えるので、それを待つのもアリです。

餅屋さんの開店準備をじーーーーっと見ていた娘が、いつの間にか餅つき手伝ってましたww

さて、そんな道の駅「風の家」。

人気があるようで、僕らは夜11時頃に到着しましたが、すでに7割くらいが車中泊の車で埋まっていました。(第一駐車場)

ゴールデンウイークなんかは満車になっているかもしれません。

近隣の候補地としては、高速を降りる前の蒜山高原SAかと思いますが、そこも混んでました。

ひとつ前の上野PAはガラガラでしたので、超ハイシーズンは上野PAでもいいかもしれません。

2日目観光スポット:蒜山高原

車中泊した道の駅「風の家」から7kmほどで、蒜山高原のメインスポット?「ひるぜんジャージーランド」に到着です。

ここには何度か来たことがあるのですが、以前より活気がないように感じました。

ジャージー牛の乳しぼり体験もなくなっていて、できることといえば乗馬体験や馬の餌やりだけ。

ちょっと退屈するかもしれません。

ひとしきり、牛乳・ヨーグルト・ソフトクリームの乳製品を堪能した後、「塩釜冷泉」に行きました。

通年11℃の水が湧き出る泉です。

その湧き水を利用した川魚の養殖場で、釣り体験ができます。

レンタル1竿2,000円で、500g(約4匹)まで釣ってOK。超過分は別料金というシステムです。

ここが良心的なのは、計量後のやり直しができるところ。

うちは竿2本レンタルしたので、8匹で終了しようとしましたが、おじさんが「もう1匹くらいいけそうですけど、どうします?」と聞いてくれました。

9匹目を釣って、ちょうど1kgでフィニッシュ。

思いがない大物が釣れたら、途中で一度計量してもらうのもいいかもしれません。

釣った魚は追加料金1,000円を払うと、その場で焼いて食べられます。

これが美味い。

9尾の魚たちはあっという間に、我々の胃袋に。

なお、ここはお茶やジュースは自販機で買えますが、ごはん類はありません。

おにぎりなどを買って持っていくと良いと思いますよ。

2日目お風呂:湯の川温泉

蒜山高原を15時半くらいに出発。

せっかくだから、銭湯でなくどこか温泉に行きたいな~となり、ネットで検索。

ちょうど目的地の出雲大社の20kmほど手前に「湯の川温泉」を発見。

外湯というか日帰り温泉施設もあるので、ここに立ち寄ることにしました。

蒜山から90kmほど。あえて一般道で行くことに。

大山の雄大な山並みを抜け、宍道湖の夕暮れ(めっちゃ綺麗)を見るルートを通り、湯の川温泉の「ひかわ美人の湯」に到着。

露天風呂も立派で、ええお湯でした。

入り終わってからも、小1時間くらいは体がポカポカする系のやつです。

後で聞いた話ですが、ここは観光客が多いため、地元の人は少し下った「湯元 湯の川」へ行くそうです。

湯の川温泉。初めて名前を聞いた温泉地でしたが、良きですよ。おすすめです。

2日目宿泊地:大社ご縁広場

2泊目の宿泊地、出雲大社にもっとも近い道の駅「大社ご縁広場」に到着。

到着した22時で混雑率は6割程度。

朝7時半くらいに見ると、少し増えて7割程度。けど結構車が入れ替わっていたので、ピーク時は8割程度まで行ってたかもしれません。

この多さはやはり車中泊ブームを感じますね。普通車で車中泊をされている方も結構いました。

トイレあり(清潔感は中の上)、足湯あり食事(そば)あり土産物ありの充実した道の駅です。

道をはさんだところにローソンがあるので夜間・早朝の食べ物も大丈夫です。

22時に到着して、30分くらいでベッドモードのセッティング。

それから、車内でささやかな宴会を開きました。

宴会といってもビールやジュースで乾杯して、お菓子を食べる程度です。

でも、後で子供たちに「今回の旅行、何が一番楽しかった?」と聞くと「宴会」という答えも・・・

ちょっとした非日常感が、子供にとって新鮮で思い出に残るんですね。

3日目観光スポット:出雲大社

宿泊地の大社ご縁広場から、出雲大社までは800m。

敷地内に入ってからも結構歩くので、大社近くの駐車場に移動してしまう方が良いと思います。

朝早くなら空きはありましたよ。

出雲大社は初めてでしたが、他の神社よりオープンで明るい印象を受けました。

神話の彫刻も各所にあるので、子どもたちもそれなりに楽しんでいたようです。

本殿にある大しめ縄は圧巻です。

神社仏閣にさほど興味のない僕も感動しましたので、ぜひ一度見てみてください。

参道の神門通りはコンパクトでおしゃれ。

歴史ある雰囲気というより、今風の観光スポットという雰囲気です。

11時半ごろに出雲大社を出て、お昼ごはんは少し離れた「手打ちそば本家 大梶」という店へ。

ここのお客さんは地元の人が中心。僕が好きな雰囲気です。

温かいそばと冷たいそば(割子そば)両方注文しましたが、割子そばの方が良かったです。

信州のそばのようなコシある系じゃなく、やわらかく味わいある系。

つゆは若干強めの味付けです。

初の出雲そばを、美味しくいただき、この後330kmの帰路につきました。

まとめ

かなり久しぶりの車中泊旅行。楽しかったです。

子どもたちが大きくなり、バンコンでは狭いかな…という心配もありましたが大丈夫でした。

あと1~2年は、何とかなりそうです。

ちなみに、行き先を島根方面に決めた理由は、唯一雨が降らなかったからです。

実はこの3連休、九州から関東までどこも雨。

なぜか山陰地方だけ、ぎりぎり持ちそうな天気予報でした。

実際、ほぼ降りませんでしたし、出雲大社にいるときは晴れてました。

これも、ぎりぎりまで行先を決めずに行けるキャンピングカー車旅のメリットですね。

最後に。これから車中泊デビューしようとしている方に注意喚起です。

道の駅でアイドリングしたままにするのはマナー違反です。

FFヒーター等の暖房設備がない普通車の方はこれから寒いと思います。

毛布をたくさん積むか、ポータブル電源+電気毛布などの装備を整えて行きましょう。

騒音で変なトラブルに発展してもイヤなので、気を付けてくださいね。

enjoy!