セットアッパー125S-DRで青物を狙うときのフックセッティングの話をします。
換えたいんだけど、どれ選んだらいいかわからんのよ…
犬っちのように、交換の必要性を感じながらも、まだ手をつけていない方に向けて
オーソドックスな交換パターンから、おすすめのフックまで、網羅的にお話します。
ぜひ、最後まで読んで実践してください。
パターン1:シンプルなフック強化
標準フックはカルティバの「ST-46 #6」です。これを「ST-56 #6」に変更。
針の大きさはそのままなので、使用感はあまり変えずに、フックを強化できます。
正直、まだ弱いですが、慎重にやり取りすれば十分ファイトできます。
パターン2:LH(ランカーハンター)仕様
#3のトレブルフックの2本針仕様。
中型青物・ランカーシーバス用の「セットアッパー125S-DR LHモデル」と同じ構成にするカスタムです。
しっかり掛ければブリでもとれます。
ただし、真ん中のフックがない2フック仕様なので、針がかりする確率は若干下がります。
特に下から腹をめがけてバイトするような魚(サゴシなど)には少し弱いです。
それでも、メーカーもテスト済みの構成なので、比較的安心して使えます。
パターン3:大型青物に特化
#2番、2フック仕様にするカスタムです。
ここまでフックサイズを上げると基本、大型のブリが掛かろうと折れたりはしません。
ただし、ルアーのバランスが大きく変わるので、泳ぎが悪くなる感は否めません。(それでも青物は釣れますが)
元の#6と比べるとこんなにサイズが上がります。
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パターン4:シングルフック
トレブルフックからシングルフックに変えるカスタムです。
フッキングが決まりやすい、かつバレにくい。というメリットはあるものの、やはりルアー動きは変わってしまいます。
巻き抵抗は軽くなり、ウォブリンングも大人しくなる印象です。
また、波などで姿勢が崩れすぎることがあるので、僕はあまりシングルフックチューンはしません。
フック交換すると水平姿勢が崩れる!?
セットアッパー125S-DRを2フック仕様やシングルフック仕様にすると、後ろ側に重心が移ります。
そのため、フォール中は尻下がりで落ちてしまいます。
水中姿勢を平行に戻すため、前と後ろのフックサイズに差をつける人もいます。
青物仕様に変えるのにおすすめのフックは?
セットアッパー125S-DRのカスタムにおすすめのフックを紹介します。
オーナー カルティバSTX-58
安定感のある良フック。超定番のST-56の素材強化版なので、基本アクションはST-56と同じ。迷ったらこれで良いです。
がまかつ トレブルSP MH
こちらも強くて人気のあるトレブルフック。オーナーよりは硬い(曲がらずに限界が来ると折れる)タイプなので、やわらかめの竿と相性が良いです。
土肥富(マルト) R72TR
フック1本あたりの値段ががまかつやオーナーの半値以下。それでいて普通に使えます。
マルトのフックについてはこちらで詳しく紹介しています。
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まとめ:セットアッパー125S-DRフック交換について
色んなパターンがありますが、
迷ったら、標準のカルティバST-46 #6を、強度の高いST-56(STX-58) #6に交換が無難です。
動きが悪くなるリスクは最小限で、青物をとれるポテンシャルが手に入ります。
僕は#3を中心に、状況に応じて#2という組み立てが多いです。
ぜひ、いろいろ試してみてください。
enjoy!