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コスパ抜群!? マルト(土肥富)のトレブルフックのインプレ&スペックの見方

釣具レビュー

どうも、ばんぞうです。

ショアジギンガーの皆さん、メタルジグのトレブルフックちゃんと変えてます?

釣果に直結する消耗品なのは分かっているけど・・・

がまかつやオーナーのはお高いですよね。

もう少しランニングコストを抑えたい! そんなとき役立つのがマルト(土肥富)のフック。

Youtubeや釣り系のブログでも取り上げられることが多いので、ご存じの方も多いでしょう。

今日はそんなマルトのフック、たくさん買って試してきたので、詳しくお話します。

使用感やフックのサイズ感(※)といったインプレ・レビューはもちろん、マルト通販サイトの攻略法(スペック見方など)もお伝えします。

マルトフックが気になっている人は、ぜひ最後まで読んでください。

※ 今回、フックサイズなどはライトショアジギング用のものという前提でお話しています。

ばんぞう
ばんぞう

この記事の執筆者です。

  • ブログ歴:6年
  • 好きなジャンル:ショアジギ・ジギング
  • メインフィールド:大阪・福井
  • 釣行:年間50回前後

サビキから自ら出船しての釣りまで広く活動しています。

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マルトのトレブルフックって大丈夫?

まずは、インプレから。

マルトのトレブルフック、結論から言うとめっちゃ使えます。

フックポイント(針先)の鋭く、がまかつやオーナー(カルティバ)のトレブルフックと遜色はありません。

強度も十分。

ミディアムヘビーに相当する「R72TR」を例に挙げると、目安強度は4号で12.5kg。3号で14.5kgあり十分過ぎます。大型のブリが掛かったとしても大丈夫。

値段については評判通りの安さ。大手の半額というイメージで間違いないです。

ミディアムヘビー 4号(#4)で比較すると、

  • がまかつ トレブルSP-MH 約125円
  • カルティバ ST-46 約105円
  • マルト R72TR 約50円

と、圧倒的コスパを叩き出しています。

大手のものより、さびやすい気はしますが、値段を考えると全然OK。

おすすめです。

マルトフックが買える場所

AmazonとかYahooとか

AmazonYahoo!ショッピングでも、マルトのフックは買うことができます。

ただ、本記事執筆時点で、買えるのは「1092」というモデルのみ。

マルト公式サイトで販売中の「1094」と同型色違いの製品です。

マルト公式サイト

もっと、色んなタイプ(太軸など)を選びたい場合は、公式サイト一択ということになります。

ただしこの公式サイトがなかなかのくせ者。

フックのページとしては情報は充実しているものの非常に見にくいです。

次項以降でスペックや型番の見方を紹介しているので、ぜひご覧ください。
↓↓↓

マルトトレブルフックの選び方

マルト公式サイトで欲しいフックを選ぶまでに、ずいぶん時間がかかりましたので、特にわかりにくい型番や記号・用語の意味を説明します。

マルトトレブルフックの型番の例
R-1094-TR

最初の1文字は針の形状

R-1094-TRの最初の「R」はフックの形状(丸み)を表しています。

「R」は丸型で、針のカーブが綺麗な円を描いています。

針先と軸の距離(フトコロ)が大きく、魚を掛けやすいという利点があります。

もう一種類、「無印」の袖型という形があり、やや四角い形でカーブしています。

型番の例でいうと1094-TRです。

袖型は針先と軸が平行に近く、フッキングの際のパワーロスが少ないので、魚の口に刺さりやすいという利点があります。

TRはアイの向き

型番の後ろの方についている「TR」という文字は、アイ(リング状の管)の向きを表しています。

TR(トリニティ)は一般的に縦アイと呼ばれる形。現在、市販されているトレブルフックはほぼこれです。

メタルジグに使う場合はTRと書いたものを選んでおけばOK。

CP CP槍先釣針

ここからは型番でなく、商品詳細ページにあるスペック・専門用語の説明です。

CP(CP槍先釣針)は針先の特殊加工の名前。

通常の針先より刺さりやすくなっているそうです。

PTFE・○○+FC

フッ素コーティングの種類を表しています。

「PTFE」が一般的なフッ素コーティングで、「○○+FC」は優れたコーティングです。

コーティングが非常に薄く、摩擦力が低いため、魚の口に刺さりやすい利点があります。

特に理由がなければ「○○+FC」を選んでおけば間違いないでしょう。

ちなみに、防錆力最強となっていても、まあ普通に薄い錆びはつきます。

防錆の点では、メジャーブランドの針が一歩上かなと思います。

ライトショアジギングに最適な型番は?

マルトのトレブルフックで、ライトショアジギング(メタルジグに装備)に適していると思う型番をピックアップしました。

R72TR

やや太軸のフック。他社でいうところのミディアムヘビーに相当するサイズ感です。

丸型ですがフックポイント(先端)が内に入っていて、バラシにくくなる工夫がされています。

サイズ3号4号
太さΦ1.15mmΦ1.07mm
重量約0.906g約0.767g
強度の目安約14.5kg約12.5kg
高さ約23.5mm約22mm
針の幅約22mm約20mm

R-1094-TR

上の「R72TR」に比べるとやや細いフックです。貫通力を重視したいときにおすすめです。

カタログ上の強度目安はR72TRより15%程落ちますが、堤防からブリを釣っても伸びたりはしない強度は保っています。

Amazon等で売っている1092と同型で、土肥富(マルト)丸型トレブルフックのスタンダードモデルです。

サイズ3号4号
太さΦ1.07mmΦ0.98mm
重量約0.885g約0.658g
強度の目安約12.5kg約10.5kg
高さ約25mm約23mm
針の幅約20mm約18.5mm

軸径が同じ「7771-TR」というモデルもあり、スペックはほぼ同じですが、高さ・直径のバランスが違います。

1094TR

袖型のフックです。現状マルトの公式サイトには袖型はこれ1択みたいなものになっています。

サイズ3号4号
太さΦ1.07mmΦ0.98mm
重量約0.906g約0.626g
強度の目安約12.5kg約10.5kg
高さ約27mm約24mm
針の幅約19mm約17.5mm

マルトフックのサイズ感について

スペックの数字だけではわからないと思います。

よりサイズ感をイメージできるよう、ジグパラ(ショート)40gの標準装備フックと比較してみました。

R72TR 4号(#4)

サイズ感はほぼベストマッチです。やや軸太なので、多少の重量増はあると思いますが、メタルジグの自体が重いので、それほど大きな問題ではありません。

R-1094-TR 3号(#3)

直径はちょうどいいですが軸(シャンク)が長いです。

シャンクが長くなると、魚をかける面ではメリットがありますが、ラインやフロントフックを拾う(エビる)リスクや、根掛かりのリスクが増えるデメリットがあります。

ジグが小さく軽いとデメリットの影響が大きくなるので、基本的に3号は40g以上のジグに合わせる方がいいと思います。

ちなみに、「R-1094-TR」の4号(#4)は、ジグパラ標準フックより少しだけ小さいです。

30gのジグに合わせる方がバランスが良さそうです。

まとめ

今回、色々書きましたが、長々読むのがイヤな人のために結論を出しておきます。

ライトショアジギングのジグ(30g・40g)の交換用フックなら、「R72TR」の4号を買っておけばOK。

1袋だと送料がもったいないので、4袋くらい買うのがおすすめです。※ 送料無料になるのは3,500円(7~8袋)から

わざわざ公式サイトで買うのが面倒な人はAmazonやヤフーで売ってる「R1092TR」の4号でも大丈夫。(売り切れの場合もありますのでご注意を)

少しフックの直径(ゲイプ幅も)小さくなりますが、問題なく使えます。

マルトのトレブルフック良いので、ぜひ一度使ってみてください。

enjoy!