※ 当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

セットアッパーの使い方。動かし方を押さえて「釣れない」から脱却!

釣具レビュー

どうもばんぞうです。

今日はダイワのショアラインシャイナーZ「セットアッパー125S-DR」についてお話します。

大阪の青物シーンでも超絶人気だもんね

基本、巻くだけでOKなルアーですが、自分だけ釣れないと・・・

  • 巻くだけなのに、やり方がおかしい?
  • 2メートル沈むはずなのに沈まない
  • 巻くスピードがわからない

などなど疑問が出てきます。

そこで、今回

① 基礎知識 → ② 使い方 → ③ サイズ・カラー

という組み立てで、徹底的にセットアッパーを解説します。

セットアッパーで1匹釣りたいという方は、ぜひ最後まで読んでください。

ばんぞう
ばんぞう

この記事の執筆者です。

  • ブログ歴:6年
  • 好きなジャンル:ショアジギ・ジギング
  • メインフィールド:大阪・福井
  • 釣行:年間50回前後

サビキから自ら出船しての釣りまで広く活動しています。

今回は青物狙いを前提にお話しています

スポンサーリンク

基礎知識1:セットアッパー125S-DR 4つの特徴・強み

まず、このルアーの強みを押さえておきましょう。

知っている方はさっと読み飛ばしてください。

飛距離が出る

キャスト時、内蔵されているオモリが後方に動くことで、飛距離はかなり伸びます。

公称で飛距離77メートル(ave)

この飛距離は青物釣りでも大きな武器です。

水平姿勢をキープ

ゆっくり巻いても早く巻いても、水平姿勢をキープできます。

ルアーが不自然な姿勢になりにくいため、チャンスが増えます。

潜航レンジ2メートル

メタルジグでは引きにくい水面ちょい下を足元までまっすぐ引けます。

チドリアクション

内蔵のオモリが動くことで、姿勢を崩し横にスライドします。

自動的に食わせの間を演出することができます。

基礎知識2:水面下2メートルをキープできる仕組み

セットアッパーの圧倒的強さのひとつが、巻くだけで水面下2メートルを引いてこれることです。

でも、ミノーをあまり使ったことがない人は、なぜそうなるのかわからないと思います(僕も理解不能でした)

理屈がわかればカンタンです。説明します。

1.リトリーブで沈む

リールを巻くと、大きなリップが水が噛み、下押しする水流が発生するため沈みます。

2.ラインの抵抗で浮き上がる

巻けば沈むのなら、ただ巻きでどんどん沈下していくはずです。

でもそうならないのは、ラインの抵抗(引っ張る力)のおかげです。

つまり、沈もうとする動き(リップによる水流)と上向きに引かれる動き(ラインの角度)が相殺され一定のレンジをキープするという仕組みです。

それが最大2メートル。

「セットアッパーが沈まない」という声の多くは、足場の高い堤防などでラインの角度がつきすぎています。

沈めるためには、竿先を下げて海面近づけましょう。

では、次から具体的な使い方に。
↓↓↓

使い方のポイント1:着水後に全集中

セットアッパーを投げると、着水点から15メートル以内でバイトがある事が多いです。

ですので、着水時は特に集中してください。

キャスト時はフェザリング(サミング)して、糸ふけを出さないように、着水と同時に巻き始めるのがおすすめです。

応用編として、着水してすぐ大きなロッドアクションを入れるのもアリです。グンっ沈下させて周囲の魚にアピールしできるので効果的です。

使い方のポイント2:早めリトリーブで集魚モード

朝マズメで活性が高い時に効くのが、1秒間に2~3回以上巻く早めのリトリーブ。

ブリンブリンとウォブリングしながら泳ぐので、集魚効果が高まります。

使い方のポイント3:並み~遅めのリトリーブで潜行させる

1秒間に1.5回以下くらいの遅めのリトリーブで、潜行レンジまで沈みます。

また、ゆっくり巻きの方がチドリアクションが起きやすいので、それを狙って遅巻きすることもあります

使い方のポイント4:アクションは不要

巻くだけで事足りるように設計されているので、素直に巻きましょう。

派手にジャークさせたりは基本不要です。

ただ、巻きスピードを変えたり、一瞬ストップを入れたりという緩急は有効な場合が多いです。

使い方のポイント5:ただ巻きでもただ巻かない

ただ巻きというと、何も考えずにリールを巻いてしまいがちですが、集中力を維持して巻くことが大事です。

最低限、今のリトリーブ速度は意識してください。何となくでは、反応の良い巻きスピードがぼやけてしまいます。

さらに潮の流れや変化(重い・軽いで伝わる)も押さえて、よりバイトが出そうなコースを引くようにしてみてください。

セットアッパー97S-DRや145S-DRはどう?

ベイトサイズに合わせて…。という使い方もできますが、

セットアッパーはサイズが変わると、大きさだけでなく潜行レンジなども変わります。

表にしてみます。

サイズ97S-DR(小)145S-DR(大)
飛距離短い(62.6m)長い(88.5m)
潜行レンジ浅い(1.5m超)深い(2m超)
アピール小さい大きい
見切られ度大きい小さい
数値はDAIWA公式ページを参照

大きいほどアピールは強いですが、水中にもぐるほど見切られるリスクがあるので、うまく使い分けてください

セットアッパー125S-DRのおすすめカラーは?

青物釣りで僕のおすすめカラーを紹介します。

レーザーマイワシ

ベタ中のベタ。澄み潮や日中に強い定番のナチュラルカラーです。

不夜城

いわゆるコットンキャンディ柄です。アピールも意外と強くなく、水面のキラキラ光にまぎれさせナチュラルカラーとしても使えます。使いどころの多いカラーです。

LIマックスレーザー

すみません。これ使ったことないですが、見るからに良さそうです。

釣りにくいシラスパターンにも使えそうです。

セットアッパーで青物を釣るには要フック交換?

シーバス用のルアーなので、対青物にデフォルトのフック(#6)では心もとないのは事実。

交換した方が良いでしょう。

フック交換についてはこちらで詳しくお話ししています。

まとめ:セットアッパー125S-DRの使い方

長くなりましたので、最後にまとめます。

セットアッパー125S-DRの使い方は・・・

水深2メートルを引くために
  • 竿先を水面に近づける
  • 早巻きになりすぎないようにする
リトリーブ速度で変わる動作を把握
  • 早巻き:大きくウォブンロールし、水面近くを泳ぐ
  • 遅巻き:ウォブリングは小さめ。潜行レンジ近くを泳ぐ。チドリアクション多め

です。参考にしてください。

enjoy!