釣りの抜き上げのコツとは?失敗しないための4つのポイント

釣りのコツ

どうも、ばんぞうです。

今日はショアジギングなどの抜き上げについてです。

  • 抜き上げで失敗ばかりしてしまう
  • 抜き上げ方がわからない
  • 抜き上げすべきか判断できない

という方におすすめです。

抜き上げミスは、せっかくの魚をばらしたり、ロッド破損にもつながります。

ぜひ、コツを押さえて次の釣りに活かしてください。

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抜き上げられる魚のサイズか?や状況を確認

抜きあげられる一般的な目安は重量1kg以下とされています。

1kgって言われてもピンとこないと思うので、長さで言いますね。

1kgくらいの魚のサイズ感
  • ハマチ(ブリ幼魚)40cm
  • シーバス 40cm
  • サゴシ(サワラ幼魚)で50cm

1kg以下だから確実に抜ける…というわけではありません。

抜き上げの難易度は、釣り場の状況にも左右されます。

たとえば、水面までの高さが5メートル以上の沖堤防や、落下防止の策が設置されている場合、抜き上げの難易度はあがります。

自分の習熟度に合わせて、抜き上げるかタモで取るかを判断しましょう。

抜き上げるときの動作とコツ

抜き上げるときの一連の動作はこんな感じです。
↓↓↓

  • 竿先を下に向ける
  • リールを巻いてラインを短くする
  • 少し膝をかがめて、姿勢を低く
  • ドラグが出ないようにスプールを手で固定
  • 全身とロッドで大きく持ち上げ魚を引き抜く

コツは、一気に引き抜くこと。

中途半端に上げてしまうと、フックアウトしてしまう可能性が大きくなります。

躊躇は禁物です。

抜き上げの際のロッドワークで大事なこと

抜き上げのときは、ロッドを上に向かって縦に動かすのではなく、やや横ぎみに後ろに引くイメージで動かします。

そうすることで、バット部分に重みが乗り、竿の弾力をしっかり活かすことができます。

文字だけではなかなか伝わらないと思うので、お手本になる動画をご紹介します。
↓↓↓

この動画の3分15秒のヒットシーンから、3分30秒の抜き上げまで、非常に参考になります。

もし、ロッドを真上に立ててしまうと、ラインとロッドの角度が鋭角になり、逆「し」の字になってしまいます。

そうなると、ロッドの先端に負荷が集中し竿が折れるのでやめましょう。

抜き上げに使えるロッドの強さは?

大雑把ですが、Mクラス以上のロッドなら1kgの魚は問題なく抜き上げできるかと思います。

また、バットパワーが強い方く中高弾性の物の方がいいので、中級機種以上がおすすめです。

持ち上げようとしたとき、竿が曲がるばかりで、魚が水面から出なければ、ロッドのパワー不足ということです。

このくらいのクラスなら、まず大丈夫です。

まとめ。釣りの抜き上げのコツ

最後にまとめます。

釣りの抜き上げのコツは次の4つです。

  • 抜き上げれるかどうかの見極め
  • 適切な抜き上げ動作の把握
  • 竿を折らないロッドワーク
  • パワーや弾性の強いロッドを使う

抜き上げるときは、周囲に十分注意してください。

魚がフックアウトしたときに、ジグやルアーだけが飛んで人に刺さる事故も起こっています。

また、個人的な意見ですが、抜き上げられるかどうかのサイズの魚は、タモ入れの練習に最適です。

ビギナーの方は、あえて抜き上げずにセルフタモ入れするのも良いと思いますよ。

enjoy!