はじめて沖堤防に渡るときの用意と注意すること

釣りのコツ

どうも、ばんぞうです。

今日のテーマは沖堤防。

まだ行ったことないけど、これから行ってみたい人に向けてお話します。

沖堤防ってガチの釣り師ばっかりのイメージかもしれませんが、しっかり準備すれば初心者だって行って大丈夫です。

当たり前のマナーを守っていれば、邪険に扱われたりはしません。

ちょっと勇気を出して、トライしてみてください。

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沖堤防に行く準備と注意点

タックルについて

基本的にはいつも使ってる陸っぱりのタックルでOK。ただ、青物を狙いならちょっと強めのタックル(ショアジギングロッドのMクラス以上)がおすすめです。

堤防付近に寄ってきた青物は右へ左へ走るので、タックルにパワーがないと横の人に多大な迷惑をかけてしまいます。

タモは長めのものを

沖堤防は足場が高いことがあるので、どのくらいのタモがいるか事前に確認しておきましょう。5メートルでは足りないのは結構普通です。

隣の人との間隔に注意

沖堤防では場所場所で何となくの間隔が決まっています。梯子の位置だったり、スリット〇個分だったり。周りの人をよく見て、変な間に割り込んでしまわないよう注意しましょう。

水・ドリンクを忘れずに

渡船屋さんによっては、船で飲料を売ってくれますが、基本はナシです。

夏場は地獄の暑さなので、1日やるなら2リットル1本とかでは足りません。

常温でもかまわないので多めにもっていきましょう。

荷物はコンパクトに

飲み物をいっぱいと言ったあとに言うのも何なんですが、基本荷物はコンパクトにまとめましょう。

まず堤防に上がるまでに長い階段梯子を上らないといけないこともあり、両手がふさがると危険です。

また、堤防に上がってからも釣り座まで長距離を歩かないとならないことだってあります。

荷物はできるだけ最小限を目指しましょう。

朝一はヘッドライト必須

基本的に一番船は暗いうちに出船します。夜の沖堤防は漆黒です。

さらに、場所によっては大穴が空いているので、ライトなしは自殺行為です。

必ず持っていきましょう。

暑さ対策・寒さ対策は万全に

海の上の堤防なので、遮蔽物は一切ありません。真夏は日光からの逃げ場もないし、真冬に風が吹くと鼻水が凍りそうになります。

嫌というほど対策して間違いないと思います。

空調服(ファン付きベスト)やヒーターベストもあった方がいいです。

よくある質問

絶対釣れるの?

せっかくお金出してるんだから、釣れて当たり前。。というわけではではありません。

普通にボウズを食らいますよ。ホームページに華々しい釣果が上がっているのは、あれ沖堤防に上がってる人数が多いからです。

出船のどれくらい前に行けばいい?

最初は1時間くらい前をおすすめします。

場所によっては非常に受付がわかりにくかったり、複数の渡船業者があったり、迷う要素が満載だったりするので、30分前だと予定の便に乗れない可能性があるからです。

トイレはどうするの?

30分〜60分に1回くらい堤防に船がつきますので、船のトイレを使います。

まぁでも、男性はそのまま海に放出している人がほとんどです。

混んでるの?

時期・場所によってバラバラです。基本は無料の堤防よりは空いてますが、人気の沖堤防、たとえば武庫川一文字とかのハイシーズンだと、人間ドミノできるくらい人がびっしりです。

沖堤防おススメグッズ

タモ(小継タイプ)

場所によってはかなりの長さが必要になります。僕がよく行く南港新波止だと7メートルは必要です。

さらに持ち運びを考えると、仕舞寸法が短くなる小継タイプの方がおすすめです。

僕が使ってるのは「プロックス 磯玉の柄小継龍靭700」です。

今はこれにモデルチェンジしてるみたいです。
↓↓↓

価格はそれほど高くないですが、強度不足などはありません。

不満点をひとつあげるなら、7メートルのものは直径が太いので合うタモホルダーがあまりありません。

まぁそれで困ったということは一度もありませんが。

あと、大物がかかる可能性もあるので、ランディングネットは大きく・深いものがおススメです。

僕が使ってるのはタカミヤのネットですが同じような価格帯なら、メジャークラフトのヘキサネットLやベルモントのネットも人気です。

リュック

たくさん道具を持ち込むときはリュックが良いと思います。

僕意外にあまり見かけないので、少数派かもしれませんが便利です。

リュックについても色々迷いましたが、最終的に落ち着いたのがアブガルシアの「システムバックパック」です。

釣り用に考えられていて使いやすいです。

この製品に限らず、サイドポケットのあるかつ上部を固定するベルト付きのものがおすすめ。

子継のタモやパックロッドを収納できるからです。

水汲みバケツ

個人的に忘れるとテンションが下がる道具NO.1じゃないかと思うくらい重要です。

手を洗うのにも、クーラーの冷海水をつくるのにも、魚の血抜きをするのにも便利です。

あと割とロストします。

空のまま置いといて風で飛ばされたり、うっかり手を離したり、引き上げる途中でロープが取れたり・・・

おすすめは小さなバケツ。あまり大きいと重すぎて持ち上げられません。

僕的にはダイソーで売ってる300円の水汲みバケツがちょうど。大きすぎず・小さすぎず、たたみ癖(たたんだ状態から戻らないやつ)がつきにくいのもいいです。

もちろん、お値段もGOODです。ただ付属のロープは短い(5メートル)ので、長いやつに変えないと場所によっては使えません。

まとめ

僕は堤防・サーフ・沖堤防・SUP・船といろいろ釣りしますが、沖堤防が一番好きかもしれません。

そりゃオフショア(船)に比べれば釣果は落ちますが、さっと行ってさっと帰れる手軽さと非日常感のバランスが良いと思います。

ぜひ、行ってみてください。

enjoy!