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釣り糸のlbとは?号数との違いは?どこよりも丁寧に解説

釣りのコツ

どうも、ばんぞうです。

今日は釣り糸の「lbって何?」という話です。

lb.の説明や、「号」との換算方法など、丁寧に解説していきます。

僕も釣りを始めたころ、理解があいまいだったので、結構適当にライン(仕掛け・リーダー)を選んでしまっていました。

今考えると「それはないやろ」という失敗もあったと思います。

ぜひ、lb.について、押さえてくださいね。

「lbのウンチクはいらないぜ」という方は最適なlb(強度)の選び方からお読みください

ばんぞう
ばんぞう

この記事の執筆者です。

  • ブログ歴:6年
  • 好きなジャンル:ショアジギ・ジギング
  • メインフィールド:大阪・福井
  • 釣行:年間50回前後

サビキから自ら出船しての釣りまで広く活動しています。

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釣り糸のlbとは何か?

lb(ポンド)とは、釣り糸がどれくらいの負荷に耐えられるかを示したものです。

つまり強度の単位です。

1lb.あたりの強さはどのくらい?

1ポンドは約454g。つまり、1lbの釣り糸は約454gまでの負荷に耐えられる強度という意味です。

ただし、454gまでの魚が確実に釣れるという意味ではありません。

釣り糸にかかる負荷は、魚の重さだけではなく、引きの方向や速度、時間(=瞬間的な力)なども影響しますので。

lbと号数の違い

釣り糸には、lbの他に「号」という単位もあります。

号は太さを表しています。

号とlbは、厳密には違うものの、実用上同じような意味合いで使われますので、換算方法は知っておいた方が良いと思います。

  • ナイロンラインやフロロカーボンラインの場合、号数×4=lb.
  • PEラインの場合、号数×20=lb.

たとえば、2号のナイロンラインは、約8lbの強度に相当します。

ただし、この換算式はあくまで目安。

特にPEラインはメーカーによって号数が同じでも太さが違っていたりするので、大きくブレます。

気をつけてください。

lbの種類と注意点

同じlbでも厳密には「ポンドテスト」「ポンドクラス」という2種類があります。

ポンドテストは、表示の数値以下では切れないという意味です。

ポンドクラスは、表示の数値以上で切れるという意味です。

もともとアメリカのゲームフィッシングのルール(釣ったラインの強度申告)で定められたもの。

ですので、国産のラインには、明示していない製品も結構あります。

その代わりに表記されているのが「最大強力(Max)」とか「平均強力(Ave)」です。

厳密には違うかもしれませんが、実用上はざっくりと

  • 最大強力=ポンドクラス
  • 平均強力=ポンドテスト

と考えて大丈夫です。

また、同じlb数なら、ポンドテスト品の方が、基本的にライン径は太くなります。

押さえておいてください。

最適なlb(強度)の選び方

次はlbの選び方について考えてみましょう。

対象魚に合わせる

釣り糸のlbを選び方の基本は、対象魚の大きさや強さに合わせることです。

対象魚が大きくて強い場合は、当然lbの高い釣り糸を使う必要があります。

逆に、対象魚が小さくて弱い場合は、lbの低い釣り糸を使う方が、食いが良くなるなど有利なことが多いです。

対象魚に合わせたlbの選び方は、以下の表を参考にしてください。

対象魚lbの目安
アジ、サバ、イワシ2~4lb
カサゴ、メバル6~8lb
ヒラメ、シーバス16~24lb
ハマチ(イナダ)などの小型青物20~30lb
ブリなどの大型青物40lb以上
※ 釣り方やラインの種類によって変わります。

ロッドやリールとのバランスを考える

釣り糸のlbを選ぶときに、もう一つ考えるべきことは、タックルバランスです。

ロッドやリールには、それぞれに適したlbの範囲があります。

この範囲を超えるlbの釣り糸を使うと、ロッドやリールに負担がかかり、壊れてしまう可能性があります。

たとえば、UL(ウルトラライト)クラスの細くて柔らかいロッドは、1~3lbの釣り糸に適しています。

このロッドに30lbの釣り糸を使うと、ロッドが曲がりすぎて折れる恐れがあります。

逆に、H(ヘビー)クラスの太くて硬いロッドに、2lbとかの細い釣り糸を使うと、ロッドが曲がらないので、糸に負担が集中し、すぐ切れてしまいます。

ロッドやリールには、それぞれに適したlbの範囲が表示されていますので、それを参考にしてください。

状況に応じて変える

ちょっと上級者向けというか、マメな人向けかもしれませんが、

釣り糸のlbを選ぶときは釣り場や天候などの状況も考慮したほうが、釣果が上がります。

たとえば、水が澄んでいる場合や、日中に釣りをする場合は、魚からラインがよく見えます。

そのため、lbを低めにした方が、魚に警戒されにくいので有利です。

逆に夜釣りなどでは、ラインが見えないのでlbを高めに設定できます。

また、風が強い場合も、煽られ過ぎないように、少しlbを下げるのが一般的です。

ラインのlb(≒太さ)で、釣りやすさや食いつき方は、結構変わるので、余裕があればやってみてください。

まとめ「釣りのlbとは?」

lbとは重さの単位ポンドで表した釣り糸の強度のことです。

一方、号数は太さが基準。

厳密にいうと似て非なるものですが、号も強さの表現で使われてます。

ですので、対応表(換算表)をつけておきます。

釣り糸・ラインを買う際の参考にしてください。

lb. > kg > 号数 対応一覧表

ポンドと号の対応表を作りました。

3列目はナイロンとありますが、フロロカーボンと置き換えてもらっても構いません。

強度(lb)強度(kg)ナイロン(号)PE(号)
1lb0.45kg0.25号
1.2lb0.54kg0.3号
1.6lb0.73kg0.4号
2.4lb1.09kg0.6号
3lb1.36kg0.8号
4lb1.81kg1号0.1号
6lb2.72kg1.5号0.3号
8lb3.63kg2号0.4号
10lb4.54kg2.5号0.5号
12lb5.44kg3号0.6号
16lb7.26kg4号0.8号
20lb9.07kg5号1号
22lb9.98kg6号
24lb10.89kg1.2号
25lb11.34kg7号
28lb12.70kg8号
30lb13.61kg1.5号
35lb15.88kg10号
40lb18.14kg12号2号
50lb22.68kg16号2.5号
55lb24.95kg18号3号
60lb27.22kg20号4号