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サビキ仕掛け完全ガイド|釣り初心者に向けて選び方を分かりやすく解説!おすすめの仕掛けも紹介

釣りのコツ

サビキ仕掛けってどう選んだらいいんだろ?

という方に向けて、サビキ釣りの仕掛けについてお話します。

この記事でわかること
  • 安いのと高いものの違い
  • サビキ仕掛けの選び方
  • おすすめのサビキ仕掛け

主にビギナーの方に向けて書いています。気楽にどうぞ。

本記事のサビキ釣りは一般的な堤防サビキを指します。船用や投げサビキ用の仕掛けは紹介しません。

ばんぞう
ばんぞう

この記事の執筆者です。

  • 釣り歴:7年
  • 好きなジャンル:ショアジギ・ジギング
  • メインフィールド:大阪・福井
  • 釣行:年間50回前後

サビキから自ら出船しての釣りまで広く活動しています。

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高い仕掛けと安い仕掛けの違い

サビキ釣りの仕掛けは、1個100円程度のものから500円近いものまで様々。

ざっくり言うと、基本的に高いものの方が釣れます

高い仕掛けが釣れる理由
  • 針の品質が高い(刺さる/掛かりが良い)
  • 疑似餌の造作レベルが高い

誘う・掛ける 両面で優れています。

じゃあ、安い仕掛けは釣れないの?

普通に釣れます。ご心配なく。

ただやはり、品質面では劣ります。たとえば、6本バリのうち1本が刺さらなかったり、少し大きいのがかかると結束部分でプツンと切れたりすることがあります。

ばんぞう
ばんぞう

ちょっと面倒ですが、使う前に針先チェックをおすすめします

サビキ仕掛けの号数の選び方は?

初心者がサビキ仕掛けを選ぶ際に見るべきは、号数、つまり針のサイズです。

ハリスや幹糸の太さも色々ありますが、ビギナーのうちは気にしなくてOK。

僕の感覚ですが、おおむね次の表のとおりです。

針の号数メインターゲット個人的感想
2号豆アジ(10cm未満)小物用
3号小アジ(15cm未満)汎用的に使える
4号小アジ(20cm未満)汎用的に使える
5号小アジ(20cm未満)あまり使わない
6号中アジ(25cm未満)あまり使わない
7号中アジ(25cm未満)汎用的に使える
8号中アジ(25cm未満)あまり使わない
9号大アジ(30㎝以上)大きいサイズ狙いで使う
10号大アジ(30㎝以上)大サバもかかる時に使う

魚が小さいときは4号。そこそこ大きいときは7号から始めることが多いかな。

で、ハリス(枝糸)が飛ぶようなことがあれば、サイズを上げるようにしています。

疑似餌(スキン)の色の違いについて

市販のサビキ仕掛けは次のような色の違いがあります。

  • ピンク
  • クリア・白
  • ケイムラ(蛍光)
  • 魚皮(ハゲ皮・サバ皮)

たまに緑とかもあるけど、一般的じゃないので割愛。

で、使い方(選び方)のセオリーはこんな感じ。

セオリー1:時間帯や活性で選ぶ

スキン(疑似餌)のアピール力を中心に使い分ける考え方です。

  • 朝マズメ/高活性時:ピンクやケイムラなどアピール強めが有利
  • 日中/混雑した釣場:白系の見切られにくいスキンが有利
  • 低活性時:食いが悪い時は魚皮系が有利

状況により目立たせるか、自然に振舞うかを判断します。

セオリー2:餌に合わせて選ぶ

ターゲットがその時食べているものに合わせて使い分ける考え方です。

アジがアミエビ系を食べているのならピンク系。プランクトンならクリア系。

みたいな感じです。

セオリー3:潮の色に合わせて選ぶ

1つ目と似てますが、潮の色に合わせて使い分けると有効な場合も多いです。

澄み潮ならクリア系。濁り潮ならケイムラ(蛍光)。みたいな感じです。

セオリー4:ピンクオンリー(初心者におすすめ)

どうせアミエビを撒くんだからピンクあればいいじゃん的な考え方です。

僕は、堤防サビキでは結構理にかなっている考えだと思っています。

基本ピンクで、サブにハゲ皮を持っていくのもおすすめです。

魚皮系は、ピンクが厳しくなったあとの日中や、低活性時に使うことがあるからです。

初心者におすすめのサビキ仕掛け

初心者の方は、値段重視で選ぶのがおすすめです。

まずは、数(本数・号数)を揃えておくことが大事だからです。

サビキ釣りは一発で仕掛けがぐちゃぐちゃになって終了・・・ということもありますし、針のサイズが1つ変わると釣果激変ということもあります。

数を最優先してください。

この辺のもので良いので、2号~7号くらいまで揃えておくのがベターです。

汎用的に使える3~4号は多めに持っておくのがおすすめです。

経験者におすすめのサビキ仕掛け

次に経験者の方におすすめの仕掛けです。

少し渋めの状況でも、結果が出やすい仕掛けをチョイスしました。

特にこのリアルアミエビは、昼夜を問わずよく釣れるので、おすすめです。

作りこまれた造作は、渋めの日でも魚を出してくれます。

暗い状況で強いのが蓄光スキン

ハマると爆発力があります。

がまかつの堤防アジサビキ(ハゲ皮)もよく釣れます。

ピンクスキンで反応がないときのゲームチェンジャーとしても有用です。

よくある質問:Q&A

Q
最初の1セットは何号が良いですか?
A

場所や季節にもよりますが、1つということなら3号がおすすめです。豆アジから中アジくらいまで対応できるのでツブシが効きます。でも本当はもっと揃えた方が良いです。

Q
ハリス(枝糸)の太さはどう選べばいいですか?
A

釣れる魚のサイズで決めてください。ハリスが太いと食いは落ちますが、切られにくくなります。

  • 0.6号〜1号: アジ・イワシ・小サバ(標準)
  • 1.5号〜2号 : 大アジ・中サバ・小型青物が混じる時
Q
仕掛けの長さ(全長)は短い方がいいですか?
A

初心者は1.5m 〜 2.0m の短めを推奨します。扱いやすく、絡みにくいためです。長い仕掛けは広い範囲(水深)を探れるメリットがありますが、扱いや使いどころの見極めがやや難しいです。

Q
100均の3本針仕掛けでも釣れますか?
A

釣果が落ちるケースがあるのでおすすめはしません。探れる範囲が半分になるので、タナ(魚の居場所)をピンポイントに合わせないと釣れにくいですし、魚が散っている場合も不利になります。

Q
サビキ仕掛けは何回使えますか?使い回しは可能ですか?
A

使い方や使い終わった状態によりますが、基本は1日で交換をおすすめします。海水に浸けるとどうしても針の錆やスキンの劣化が出てしまいます。それが次の超過に影響することがあるからです。

Q
何セット持っていけばいいの?1つじゃダメ?
A

初心者ほど多い方が良いです。号数ごとに3セットくらいは必要かと思います。根掛かり、復旧不能の絡みなど、仕掛けが使えなくなることは多いですから。

Q
上かご式と下かご式どちらを選ぶべき?
A

地域差はあるかもしれませんが、初心者は下かご一択で良いかと思います。仕掛け組みがシンプルですし、餌(コマセ)と仕掛けを同調させるのも簡単です。

Q
カゴは何号を選べばいい?
A

初心者が堤防でやる分には何号でも良いです。ただし、水深が深い、潮の流れが早い場所は重さがないと釣りにならないこともあるので、地元の釣具店で確認してください。

Q
ティンセルのある仕掛けとない仕掛けどっちがいい?
A

模範解答はその日のコンディションによるです。個人的にはなくてもいいと思っています。正直ティンセルの恩恵を受けたと感じることはないからです。逆にあるからダメということもあまり感じません。

Q
サビキの仕掛けの向き(上下)がわからなくなった!
A

サビキ仕掛けは、針先が上向きになる方が上です。また、仕掛けの上側(竿側)がサルカンで下側(おもり側)がスナップ付きサルカンという製品もあるので、金具で見分けることもできます。

まとめ:サビキ釣り 仕掛けの選び方

初心者の方は安物でも良いので、数・号数を増やす方に力を入れてください。

針のサイズ(号数)を魚に合わせることが最も釣果につながります。

ただ、ちょっと厳しい状況で、1本出したいときには高価な仕掛けに分があります

必要に応じて買いそろえてください。

enjoy!