車載冷蔵庫ドメティック CFX3 35の実力は?

キャンピングカーレビュー・検証

どうも、ばんぞうです。

いつの間にか、ドメティックの冷蔵庫の新型が出ていたので、手持ちの旧型と比較してみました。

エンゲルと比べると情報の少ない機種だと思うので、参考になれば何よりです。

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旧モデルより一回り大きくなった

まず、大きな変更点はサイズ。

旧型は容量26リットルでしたが、新型は32リットル。

外寸は、旧型W342×D620×H425mmに対して、新型はW398×D694×H407mm。

縦横が一回り大きくなって高さが若干低くなっています。

気になるのが重量。大きくなった分3.7kg重くなっています。

個人的にドメティックの冷蔵庫にしたのは、軽さが決め手だったので残念です。

それでもエンゲルの同等サイズのものに比べると十分軽い。普通の体格の男性なら簡単に持ち上がります。

旧モデルに比べてパワーが上がった!?

大きさ以外で気になったのは消費電力が増えていること。

旧型は消費電力40Wだったけど、新型は50W。

ぱっと見、たくさん電気を食うようになって改悪とも捉えられるけど、旧型ユーザーからすると羨ましい変更。

実は、旧型、冷凍庫としてはややパワー不足でした。

設定上は-22度まで下げられるけど、冷凍庫を一番使いたい真夏だと、実用域が-10度、家の中でAC電源取って頑張っても-18度くらい。

コンプレッサーのパワー(冷却力)が弱くて、暑いと外気温に負けてしまうんです。

動きを観察すると、こんな感じ。
↓↓↓

庫内温度38度から0度くらいまでは比較的順調。グングン温度が下がって30〜40分でマイナス圏に突入。

-7度あたりから、しんどくなってきて1度下げるのに5分かかる感じに。

-15度を超えると1度下げるのに10分かかるようになってくる。

-18度を超えるともう下がらない。コンプレッサーが下げる温度と外気温の影響で上がる温度がつり合うんだろうな・・・

で、何時間かコンプレッサーが連続動作すると、安全のために止まる仕様っぽい。(そんなこと取説には書いてないけど)

話はちょっと逸れたけど、新型(CFX3)は消費電力が増えてパワーアップしてる分、もっと素早く庫内温度を下げられると思う。これは大きなメリット。

まとめ:CFX3 35は買いなのか?

◎容量アップ
◎パワー(冷却力)アップ
× 重量アップ

できればサイズ感そのままで、重量も抑えてほしかったところ。

でも、この辺は好みや使い方によって評価が変わりますね。

私の場合は、軽さが重要というだけ。

ちなみに、軽いと何がいいかというと、車で使ったり家で使ったり変幻自在になるんです。

この冷蔵庫の2way電源も活きてきます。

家での使い道は、

例えば、来客時にビールを冷やしてダイニング横に置いておく。

そうすると、お客さんも気兼ねなく飲み物を取れていい感じ。設定温度を0度にしておけば、家庭用の冷蔵庫以上にキンキン中のキンキンやし。

また、私の趣味は釣りなんですが、魚を釣りすぎて冷蔵庫に入りきらない時も、一時的な保管場所に使ったりしてます。

また話が逸れたので、まとめると、

順当なバージョンアップだと思います。唯一の弱点だった冷凍時のパワーが改善されているので、旧型持ちとしては羨ましいです。

そこそこちゃんと冷えて、家でも車でもキャンプ場でもみたいな使い方をしたいのなら、ほぼこれ一択じゃないかと思います。

ぜひ検討してみてくださいね。

旧型の使用感はこちら
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