キャンピングカーを約半年使った超リアルレビュー

キャンピングカーレビュー・検証

どうも、ばんぞうです。

キャンピングカー乗りになって半年が経ちました。私が購入したのはハイエースワイドミドルベースのバンコン。家族5人で使っています。

これからキャンピングカー購入しようと考えている人たちに向けて、包み隠さずレビューをしようと思います。

どうぞ参考にしてください。

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サラリーマン一般家庭では、どのくらい使いこなせるのか?

私が購入に際して、結構気にしたのが「自分はどのくらい使えるのか」です。

キャンピングカー関係のYoutubeやブログを見ると余すところなく活用されています。

一体どんな仕事をして、どんな家族構成なのでしょうか?きっと私とは違うはずです。

一般的なサラリーマンで夫婦と子供3人という家族構成の私が、どのくらい使えたかズバリお答えします。

走行距離:6438km

家族で車中泊した数:5泊

車中泊旅行回数:4回

でした。

旅行回数の割に走行距離が多いのは、車中泊でない普通の旅行・帰省・釣りなど比較的長距離を走る機会が多かったからです。

買う前はもっと使う気でいたのですが、これでも、土日家にいることがあまりないくらいなので、私と同じような条件の人なら、こんな感じになるのではないでしょうか?

ハイエースバンコンの燃費はどれくらい?

私のハイエースは3型、2700ccガソリンエンジン。平均燃費はリッター7.4kmです。

最高燃費はリッター9.0km。最低燃費はリッター4.9kmです。

体感では高速道路で8km/l台、一般道で5km/l台。といったところです。

メッチャ悪いです。車内のガソリンメーターもぐいぐい下がっていきますから。

給油回数は17回、ガソリン代は106,901円。月18,000円くらいですね。

ランニングコストの参考にしてください。

バンコンってベッド展開が面倒というけれど・・・

たしかに面倒といえば面倒ですが、ウチの場合は人数が多すぎて、ダイネットモードにすることがほとんどありませんので、よそよりは楽かと。

それに加えて、後部はいつも大体フラット。ベッドモードにするのにセカンドシートのセットだけでOKです。

子どもたちを歯磨きに行かせてる間に、トランスフォーム完了します。

車内に子どもがいる間は作業できないので、あらかじめ、ベッドモードに展開するタイミングだけ決めておけば、結構スムーズにいきますよ。

それよりは、戻す方が面倒。

寝具に寝袋を使っているので、車内でぐるぐる巻いて収納(4枚)し、シートを起こすというのはかなり重労働です。

普段使いは問題ない?

(燃費が悪いことをのぞけば)普段使いで困るシーンはほとんどありません。

となりの車との間隔が気になることはありますが、駐車場に入らないということはありません。

ただ、1回だけ立体駐車場の高さ制限で入れなかったことがあります。

この車は車高がおよそ2.1mなのに制限は2.0m。頑張ればいけるかと思いましたが、大人しく近くのタイムズにいれました。

もちろん、ほとんどの立体駐車場は大丈夫ですよ。作りの古いビルだったので低かったのかもしれません。

あっ、普通の家のカーポートはムリです。多分上が当たります。ご注意を。

普通に高速で100km巡行しても大丈夫ですし、長時間運転したからといって乗用車より特段疲れるということもありません。

細い路地でのすれ違いは気を使いますが、行けないことはありません。

買い物にも、旅行にも、子供の送迎にも使っていますよ。

やっぱりトイレ・エアコンはいる?

買う前まではかなり重要視していた装備ですが、今の使い方では、あまり必要は感じません。

車中泊の際には、事前に宿泊場所に目星をつけてから行きますし、真夏は基本的に車で寝ないことにしています。

それに、キャンピングカーのサブバッテリーって思っていたほど持たないんです。

家庭用エアコンを装備しているキャブコンなんかは、鉛サブバッテリー3つというのが標準的ですが、これでは真夏の夜間に1晩つけっぱなしというのは厳しいです。

また、当たり前ですが電気を使いすぎると落ちるのはエアコンだけではありません。

一定の電圧を下回るとバッテリー保護回路がはたらき、止まってはいけない冷蔵庫なども落ちますので、やはり使用には気を使います。

トイレに関しては、あるに越したことはないでしょうが、スペースとのトレードオフです。

もし、キャブコンに乗り換えるとしても、付けるかどうかは相当考えると思います。

週に1回程度、外部電源につなぐだけでも面倒な私が、トイレの処理をめんどくさがらずにやれるか、あまり自信はありません。

まとめ。バンコンに半年乗った正直な感想。

私のファミリーワゴンCは特に軽装なので、良くも悪くも普通のハイエース。

普段使いもそつなくこなせますが、家感(いえかん)はありません。

でも、今の我が家には良い選択だったのかもしれません。買い物や帰省など「車」として使うシーンが多いので、走行性能や日常の利便性をこれ以上落とすとやっぱりムリが出てきます。

5人で寝ると「広い!」とは言えませんが、きちんと朝まで眠れます。

あと、意外と便利なのが待ち時間。妻の買い物待ちや、施設の開門前など、待ち時間のストレスが普通車と全然違います。

足を伸ばしてくつろげるかどうかというのは重要です。

これって、言い換えれば、出先でも基地(ベース)は常にあるということなんです。

この快適さは想像以上。

もう少し具体的な例をあげると冷蔵庫。これがあればいつでも車内で食事を取ることができます。

・近くにコンビニもないへき地に遊びに行っても大丈夫。

・テーマパークのダダ混みのレストランで高くてイマイチの食事をしなくても大丈夫。

・真夏にクーラーボックスの氷を心配しないでも大丈夫。

・たった1台の自販機がほぼ売り切れでも大丈夫。

車にさえ戻れば、何とかなるんです。おかげですごくラフに遊べます。

悪いところをあげるなら、やっぱり金銭面。

車両価格も高いですし、燃費も悪い。あと宿泊費が浮くという効果も今のところ薄めです。

小さい子供がいるので、やっぱり有料のキャンプ場の方が安心するからです。

まぁこの辺は、もっと車中泊経験を積めば変わるかもしれませんね。

とりあえず、キャンピングカー使用歴半年の感想はこんなところです。

また、しばらくしたらレポートします。

enjoy!