バンテックで体験!その2-コルドバンクスのメリット・デメリット

キャンピングカー購入記
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どうも、ばんぞうです。

前回に引き続き、バンテック京都店でのレポートです。今回はコルドバンクスの検証をします。

コルドバンクスとコルドリーブス。センターエントランスの王道レイアウトか、リアエントランスの広いダイネットレイアウトか迷う人も多いと思います。

私たち家族5人が使用したとして、いろいろコルドリーブスとの比較検証をしてみます。

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意外と広いぞ、コルドバンクス

ダイネットの広さでいうとコルドリーブスの圧勝・・・のはずですが、以外とコルドバンクスのダイネットもあなどれません。

ナッツのクレソンボヤージュなど同じようなレイアウトの他社のモデルと比べると、明らかに広く感じます。

子供ものびのびしています。

シートなどの内装が白系なので広く見えるというのもあると思いますが、リアの2段ベッドの形状も大きいかと思います。

クレソンボヤージュの2段ベッドは車体左側が右側に比べて幅が広くなっています。一方コルドバンクスの2段ベッドは幅が一定、狭いままです。

そのことで、ギャレー(キッチン)を車両後部に寄せることができ、車両中央のダイネットスペースが大きくなるというわけです。正確に測ったわけではないのですが、多分これが広く感じた理由だと思います。

常設2段ベッドの収納力は圧倒的メリット

コルドリーブスと比較した際の圧倒的なメリットは常設2段ベッド。眠くなったらすぐ寝れるというのも魅力ですが、何より収納スペースとして強力なアドバンテージを持っています。

まず、下段ベッドの下。外部2カ所からアクセスできる大型カーゴスペースです。給水用のポリタンクはありますがそれ以外のスペースは丸々荷物置き場。

これだけあれば、スノーボードの板も余裕で収納できます。ベッドをはねあげれば自転車も2台収納できるというマルチっぷり。

車内での収納力も高い点も見逃せません。誰も寝ていなければ旅行バッグなどの荷物を置くのにちょうどいいスペースとなります。寝具をまとめて置いておいたり、とにかく人が寝れる大きさなので、使い方は広がります。

リアクーラーが標準装備

リアクーラーが標準装備です。家庭用エアコンではありませんよ。走行中に使う車のエアコンのことです。

リアクーラー吹き出し口

コルドリーブスにはついていませんし、オプション設定としているメーカーも多いです。

バンテックのキャブコンは走行中、家庭用エアコンが使用できるのに、なぜ?と思う方も多いと思います。

確かに必要な装備(トリプルバッテリー・インバーターなど)をエアコンと一緒にオプションで付ければ、「デュアルソース・エアコンシステム」が稼働して、家庭用エアコンが使用できます。

ただ、家庭用のエアコンの消費電力は大きく、フル稼働中はサブバッテリーからの電気を持ち出すこととなるので、手放しで使用できるものではありません。

リアクーラーで、架装部分全体がキンキンに冷えるということはありませんが、真夏でも「ギリギリ暑くはない」程度までは冷やせるそうです。(バンテックの営業さん談)

となると、家庭用エアコンを併用したとしてもサブバッテリーへの負担は随分マシになるはずです。

まとめ。コルドバンクスのメリット・デメリット

コルドバンクスの良いところと悪いところをまとめてみます。

主にコルドリーブスと比べてという点が多く、夫婦と幼児3人の我が家視点ですので、絶対的な評価というわけではありません。

メリット

・常設ベッドでいつでも寝られる

ダイネットを展開せずに眠れるのは嬉しい。今、子供達が小学生以上ならあまり迷わずこっちのレイアウトにするかも。

・大型カーゴスペース

とにかく荷物の収納力が高い。幅・高さとも十分な余裕があるので、自転車・スノーボードなど何でも積める。

・広いダイネット

同じレイアウトのキャブコンの中では広く感じた。圧迫感がなくリラックスできそう。

・バンクベッドで3人寝られる

コルドリーブスはシングル×2の仕様なので、就寝定員の面で有利。その他、寝具選びの面でも自由度が高いので有利となります。

・オプションの補助マットでダイネット全体をベッド展開可能

補助マットを使えば、ダイネットがフルフラットに。コルドリーブスよろしくお座敷モードにすることもできる。自由度、ハンパねぇ!

デメリット

・(添い寝が必要な)子供の寝るスペースがない

うちはまだ子供が小さいので、添い寝が必要。となれば、リアの常設ベッドではきびしいし、バンクベッドも転落が不安。
必然的にダイネットをベッド展開する必要が出てきます。

もう少し、大きくなると一人でベッドを使いたがるような気もしますが、今現状はまるまるコルドバンクスのレイアウトの恩恵を受けられそうにありません。

・防水収納庫が少ない

収納力は圧倒的なのですが、ゴミ収納庫を除くと、マルチルームしか防水の収納設備がありません。

・マルチルームが狭い

コルドリーブスと比べるとマルチルームが狭いです。トイレを設置するとトイレルームと割り切る他ありません。ひとつ上でも書きましたが防水収納がここしかないので悩ましいところです。

・靴の置き場が限られている

靴を置くところがエントランスの階段の下か横の収納庫しかありません。FRP玄関なので、脱ぎっぱなしでもOKなコルドリーブスと比べると不便な感じがします。

・白いシートは汚れそう

白いシート。清潔感もあり、車内が明るく・広く見えるという点はすごく良いのですが、何せ使用者は魔の幼児3人組です。100%汚すので、染みなどが目立ちそうなこの色はデメリットとさせていただきます。(綺麗に使えればメリットになるでしょう)

・外観(デカール)が好きじゃない

完全に好みの問題ですが、カラーリング・デザインが好きではありません。何でバイオリンなんだよう!と思うわけです。

以上です。

リアエントランスに比べて狭いと思っていましたが、十分家族でゆったりできそうな車でした。

自力で2段ベッドに上がろうとする3歳児

う〜〜〜〜んどうしよう。

このレポートがあなたのキャンピングカー選びにも役立つと嬉しいです。

enjoy!