キャンピングカーのベース車ハイエースの種類を整理してみた

キャンピングカー読み物

どうも、ばんぞうです。

先日からバンコン選びを始めたのですが、ベース車のハイエースの種類が多くてどれがいいかわかりませんでした。

詳しい人には当たり前の情報ですが、キャンピングカーフェアに行ってこれから選ぼうっていう人や、これまで乗用車しか興味がなかったよという人は役立てていただければと思います。

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キャンピングカーの場合、車の大きさは基本的に3種類と押さえておけばOK!

200系ハイエースの大きさは、長さが2種類・幅が2種類・高さが3種類 設定されています。

では、車の大きさは2×2×3の12種類あるかというとそうではありません。選べない組み合わせもあります。

キャンピングカーを選ぶ際は概ね下記の3種類から選ぶことになるのでこれだけ押さえておけば問題ありません。

1.ナロー(標準ボディ)

横幅1,695mm、長さ4,695mmとセレナなどの一般的なミニバンとほぼ同じサイズです。

ハイエースの中でも最も運転しやすいサイズです。

2.ワイド

横幅1,880mm、長さ4,840mmとアルファードなど大き目のミニバンとほぼ同じサイズです。

高さもミドルルーフの設定のみとなり、(ビルダーで架装されていなければ)高さは2105mmです。立体駐車場もOKの普段使いできるギリギリのサイズです。

3.スーパーロング

横幅1,880mm、長さ5,380mm、高さは2,285mmとかなり大型の車両です。長い分、明らかに広いです。キャブコンよろしくマルチルームや常設の2段ベッドを設置することができるサイズです。

ただし、スーパー駐車場では、前方に大きくはみ出しますし、小回りが利かないため取り回しも大変です。

高さ制限2.1Mの立体駐車場は不可。2.3Mの制限なら大丈夫ですが、マックスファンなど高さの出る装備を付けると入れません。

見た目ほど普段使いしやすくはありません。

バンとワゴンの違い・DXとGL・SGLグレードの違いについて

タイプやグレードもたくさんあって初心者にはわかりにくいですね。整理してみます。

バンとワゴン?ハイエースのタイプについて

タイプはハイエースバンとハイエースワゴンに分かれます。

簡単にいうとバンは荷物をたくさん載せる車で、ワゴンは人をたくさん載せる車です。

まぁキャンピングカーになると、中身が丸きっり変わるので違いがわかりにくいですが、ぱっと見で分かるのがドアの枚数です。

ワゴンは元々の座席の関係上、運転席側の後部スライドドアがありません。2列目以降に乗るには左側から乗るしかないのです。

バンは、左右ともにスライドドア付きです。乗り降りするのに便利なのでキャンピングカーではバンベースの車両が多いように感じます。

あと、大きな違いは乗り心地。ハイエースバンはいわゆる商用貨物車、荷物を積んでナンボです。後部サスペンション(板バネ)はかなり固く設定されているので、空荷で走ると地面の段差をモロに受けます。

ばんばん跳ねるので、普段から後部に荷物を積みっぱなしにしているユーザーもいます。

ワゴンは、乗用車に比べると乗り心地はイマイチなものの、人を乗せるのが前提なので、足回りも柔らかく設定されています。

あとは、内装も少し違っていて、例えば後部座席のクーラーの吹き出し口が天井に付いています。

片側スライドドアに抵抗がなければ、ワゴンベースの方が乗り心地が良いでしょう。

DX・SGL・GL どのグレードが一番良いの?

バンとワゴンそれぞれにグレードが設定されています。

簡単にいうとDXは底辺グレード。モロ商用車です。この点はバンもワゴンも共通。

なので、趣味の車で選ばれるのはハイエースバンのスーパーGLの方。

しっかりとした荷室に加えて、乗用車並みの装備がついているので運転席周りもGOOD!

スーパーがつかないGLはハイエースワゴンにのみ設定されているグレードです。スーパーGL同様、乗用車並みの設備が備わっています。

要はGLと付くグレードならば、バン・ワゴンを問わず上級と思っていただいて大丈夫です。

ただひとつ注意しなければならないのが、バンの「DX GLパッケージ」というグレードです。これは基本DX。少しだけ乗用車っぽい見た目と電動格納ミラーやプライバシーガラスなどが付いたモデルです。

まとめると

DX > GLパッケージ > GL/スーパーGL

という順ですね。キャンピングカーにおいてはほとんどGL・スーパーGLがベースとなっているので、あまり気にすることはありませんが、カタログにベース車グレードの表記がない場合は確かめてみましょう。

あなたのキャンピングカー選びに役立ててください。

enjoy!