どうも、ばんぞうです。
今日はクロスミッションXR(スピニングモデル)のインプレです。
発売当初に購入し、使ってきた感想をお伝えします。
ティップスイッチシステムやパワー感が気になる方は多いと思いますので、その辺のレビューは濃いめにしています。
また、クロスミッションBBとの違いについてもお話しています。
ぜひ、最後までご覧ください。
クロスミッションXRのスペック

割とあるあるなんですが、「クロスミッションXR」と検索してもシマノの公式ページが出てきません。
ですので、スペックをおさらいしておきます。
頭に入っている人は飛ばしてください。
特徴・技術特性
クロスミッションXRは、下記の特徴や技術特性を備えています
ざっくり言うと、軽量かつ曲げやねじれに強くなる補強が入っています。実売3万円台のロッドですが、高価格帯のロッドと同じ技術が詰め込まれています。
スペック
| 品番 | タイプ | 長さ | 自重 | Maxウェイト | 適合PE | 最大ドラグ |
| B66ML | ベイト | 6.6ft (1.98m) | 111g | ジグ80g タイラバ100g エギ60g スッテ20号 錘30号 | 1.2号 | 2.5kg |
| B66M | ベイト | 6.6ft (1.98m) | 114g | ジグ120g タイラバ150g エギ90g スッテ30号 錘40号 | 1.2号 | 2.5kg |
| B66MH | ベイト | 6.6ft (1.98m) | 119g | ジグ160g タイラバ200g エギ120g スッテ40号 錘50号 | 1.5号 | 2.5kg |
| S66ML | スピニング | 6.6ft (1.98m) | 101g | ジグ80g タイラバ80g エギ60g スッテ20号 錘30号 | 1.2号 | 2.5kg |
| S66M | スピニング | 6.6ft (1.98m) | 104g | ジグ120g タイラバ120g エギ90g スッテ30号 錘40号 | 1.2号 | 3kg |
今回僕がインプレするのはS66M。スピニングモデルの硬い方です。
クロスミッションXRの穂先について

まずは、このロッドの目玉機能ともいえるティップスイッチシステムについてお話します。
まず、それぞれのティップの形状についてみてみましょう。
チューブラーティップ

反発力の高いチューブラーティップです。
太くて張りのある穂先なので、これまでのクロスミッションが苦手だったジギングロッドライクな使い方ができます。
また、糸抜けの良いKガイド・SiCリング・大き目の内径で、キャストも格段にやりやすくなっています
ソリッドティップ

従来からの流れを組む、食い込みの良いソリッドティップです。
糸がらみの少ないLDBガイド・SiCリング・小さ目の内径で、感度が高く繊細なあたりもとれるティップです。
ティップスイッチの使用感は?
使い勝手がいい!・・・とは言えません。僕はね。
たしかに、1本の竿でできることは広がります。
でも、感覚的に竿2本なんです。
家でチューブラーかソリッドか穂先を選ぶ。これって何本かある竿の中から適したものを持って出るのと同じなんです。感覚的に。
最初はすごく魅力的に見えたけど、クロスミッションはできれば1本で完結してほしかった。というのが僕の率直な感想です。
もちろん、現場でスイッチすれば価値がありますよ。
SLJからのアジとか、SLJからのタイラバとか。
クロスミッションXRのパワー感について

ハイパワーXとスパイラルコアXが入っているので、見た目以上のパワーはあります。
メジロ・ブリでも、問題なくリフトアップできます。


ただし、あくまでライトロッド。装備するリールも小さいし、ラインも細い。やっぱりガチンコのパワーファイトが前提ならあまりお勧めではありません。
遊漁船など込み合う所では、上手にファイトしてください。
むちゃくちゃ主観ですが、普通のジギングロッドのパワー表記でいうと1番もしくは1.5番くらいの感じです。
クロスミッションXR S66Mでライトジギング

ここからは色んな釣種で使った感想です。まずはライトジギングから。
チューブラーティップの使用感
ハリがあるので普通にやりやすいです。
スペック上のMAXウエイトの120gはもちろん、150gもしゃくれます
潮が飛ぶような状況でなければ、水深50メートル前後までは問題なく使えると思います。
ソリッドティップの使用感
ライトジギングでソリッドティップの出番は少ないと思いますが、使えます。
60g~80g程度のジグは割と気持ちよくしゃくれますし、あえて動かしたくない(アクションを小さくしたい)時もソリッドティップが良いでしょう。
クロスミッションXR S66Mでタイラバ

スピニングタックルかつ硬い番手なので、どうかなと思っていましたが大丈夫です。
着底・アタリはとれますし、食い込みも悪くありません。
めちゃくちゃタフなコンディション以外なら大丈夫です。
ちなみに、使用したタイラバの重さは60g~100g(鉛・TG)です。で穂先はソリッドティップの方です。
クロスミッションXR S66Mで大アジ

和歌山の紀淡海峡(友ヶ島)でやるアジ釣りにも使っています。
このあたりのアジは、通称鬼アジと呼ばれ40cmを超えるので引きが強い。
かつ、口が弱いので、ある程度ロッドでパワーを吸収してくれる方がやりやすいです。
クロスミッションXRのソリッドティップがドンピシャでハマります。
胴付き仕掛けのエサ釣り、フラッシャーサビキ、バチコンどちらの釣り方もOKです。
クロスミッションXR S66Mでキャスティング

クロスミッションBBはキャスティングに若干の不安がありましたが、XRのチューブラーティップなら大丈夫です。
少なくとも、30~40gくらいのメタルジグやプラグをキャストできます。
十分にテイクバックをとれる(=垂らしを長くできる)状況で、60gのタングステンジグをオーバーハンドでフルキャストしましたが、特に不安はありませんでした。
PEラインとリーダー結合部分のガイド干渉には注意が必要ですが、内海でのキャスティング(ハマチ・サワラ狙い)には使えると思います。
クロスミッションBBとの違いは?

クロスミッションBBも使用歴が長いので、XRとBBの違いについてお話します。
一番の違いはチューブラーティップの有無。
これにより、ジギングやキャスティングでの使いやすさが全然違います。
「そりゃそうだろ」って感じですので、ソリッドティップの装着を前提にしますね。
まず、ワンランク強い。
XRはハイパワーX・スパイラルコアXダブルで入っているので、軽くて強いです。

両ロッドの太さの比較。下側のXRの方が細いけどパワーは上。
次に、耐久性・靭性が高い
ソリッドの穂先もタフテックインフィニティが入り、強化されているので安心して曲げこむことができます。(BBは1度折れました)
そこそこの魚がかかっても安定したファイトが行えます。
まとめると、XRは強さとタフさがアップしています。
自分なりの使い分け方は?
僕はこんな感じで使い分けています。
SUPとかカヤックとか落水の危険があるのなら、価格の安いクロスミッションBBがおすすめです。
クロスミッションXRは船(乗合船)で軽めのターゲットを狙うときや、ゴムボートで荷物を減らしたいときによく使います。
投げるかどうかも重要ですね。BBでも投げられますが、やはり心もとないです。
裏ワザ:ベイトリール装着でより便利に

投げることも想定していたのでスピニングリール用を買いましたが、どうしてもベイトリールを使いたいときがあるんです。カウンター付きのリールとかね。
僕はその時、思い切ってベイトリールつけてます。
正規の使い方ではないので、細かいことを言えばデメリットもあるのですが、
という条件なら、普通に使えます。
アジ・イサキ・マダイあたりなら問題ないでしょう。
よりマルチパーパスに使うための裏ワザです。
まとめ
クロスミッションXRはめちゃめちゃ幅広く使えます。
専用ロッドが100点とすれば、80点とれるように作ったというシマノの説明も納得です。
レベルの高いロッドなのは間違いないですし、実際便利です。
でも・・・
個人的には「1軍に入るほど気に入ってるか」というとそうではありません。
その理由はティップスイッチシステム。(めんどい)
どうしても「これやるくらいなら、2本買えば良いよね…」という考えに帰結します。
また、専用ロッドに近づくほど不思議と物足りなさが目立つ気がします。
クロスミッションBBのときは50点でも「おお、使える!」みたいな感覚でしたが、XRは自然と比較対象が上がるので「BBクラスの専用ロッドでも…」みたいな感覚になりました。
あくまで個人の感想ですし、製品コンセプトに沿わない寸評かもしれません。
でも、使ってみて感じた率直なところです。ご参考に。
enjoy!
ちなみにクロスミッションBBのインプレはこちら
↓↓↓

