どうも、ばんぞうです。
今日は、「19ストラディックC5000XG」のインプレをします。
約1年半使った感想(※1)になります。
おそらく今このリールの比較対象になるのが21アルテグラだと思いますので、両者の違いを軸にこのリールについてお話しします。
予算2万円台までのスピニングリールを検討中の方に役立てばと思います。
(※1 初回執筆時から使用を重ねたので加筆修正しています)
新しいモデルの23ストラディックのインプレはこちら
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2つのリールのスペックの違いは?
今回はストラディックのインプレですが、アルテグラとの比較が軸になるので、両者のスペックや技術特性をまとめてみました。(表の黄線が違いです)
スペック比較表(品番はどちらもC5000XG)
品名 | 19ストラディック | 21アルテグラ |
ギア比 | 6.2 | 6.2 |
実用ドラグ力 | 6Kg | 6Kg |
最大ドラグ力 | 11Kg | 11Kg |
自重 | 295g | 285g |
スプール径/ストローク | 52mm/19mm | 52mm/19mm |
糸巻量PE(号-m) | 1.5-400,2-300,3-200 | 1.5-400,2-300,3-200 |
最大巻上長(ハンドル1回転) | 101cm | 101cm |
ハンドル長さ | 57mm | 55mm |
ベアリング数BB/ローラ― | 6/1 | 5/1 |
続いて技術特性も比較。
技術特性(仕様)一覧表
品名 | 19ストラディック | 21アルテグラ |
マイクロモジュールギアⅡ | ○ | ○ |
サイレントドライブ | ○ | ○ |
HAGANEギア | ○ | ○ |
HAGANEボディ | ○ | ×(CI4+) |
X-SHIP | ○ | ○ |
X-プロテクト | ○ | ○ |
ロングストロークスプール | ○ | ○ |
AR-Cスプール | ○ | ○ |
ワンピースベール | ○ | ○ |
Gフリーボディ | ○ | ○ |
スペックや技術特性の詳しい意味はわからなくても、比べるとほぼ一緒なのはわかると思います。それだけ下位モデルの21アルテグラが優秀なんです。
逆に、19ストラディックのアドバンテージはごく小さく見えますが・・・
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21アルテグラC5000XG VS 19ストラディックC5000XG
さて、ここからインプレに入ります。
購入時期は2021年の8月。
コスパ抜群の21アルテグラの発表後、オワコンの名を欲しいままにしている19ストラディック。
2年前の発売機種だし、技術特性(スペック)はほぼ一緒だし、値段だけ高いし・・・
でも!!!
腐っても1ランク上の中堅リール。細かく見るとやっぱりこっちの方が良いんです。
たとえば
ボディの剛性が高い!
アルテグラはCI4+という樹脂ボディ。ストラディックは金属素材のHAGANEボディ。
今回、ライトショアジギング用なので、剛性・耐久性の高さは重要です。
リールに負荷の掛かりにくいライトな釣りなら、アルテグラでも良いでしょう。
ハンドルが固定式&長い
アルテグラは折り畳み式のハンドルですが、ストラディックは変形しない固定式。
稼働部位がない分、ガタツキが少なくダイレクトに巻けます。
また、ハンドル長も2mmストラディックの方が長いため、軽い力で早く巻けるのでショアジギング向きです。
ベアリングが多い&追加できる
あとは、ストラディックの方がベアリングも1つ多いのと、スプールを受けるシャフトにも後から追加できます。
マックス12BBのフルベアリング化もできるようです。
実際に追加してみました。
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デメリットは重量と価格
ボディが金属だったり、ハンドルが長い分ストラディックの方が10g重い(5000XGの場合)です。
あとは、価格高いことがストラディックのマイナス点。
・金属ボディ
・固定ハンドル
・ベアリング数+1
の違いにプラス8,000円を出せるかどうか。
今回、セールで4,000円程の差で買えたので、僕は迷わず、ストラディックにしました。
実釣インプレ・使ったフィーリングについて
このリール約1年半、沖堤防でのライトショアジギングや船でのジギング(SLJ)に使って来たので実際の使用感をまとめてみます。
巻き感について
しゃくりながらのジグの操作も、プラグの等速巻きもきっちりこなせます。
また、エクストラハイギアなので巻き上げ量も大きく、超早巻きでも使いやすいです。
それでしか食ってこないシーンがあるので、(陸・船ともに)ジギング用途ならギア比はこれ一択かなと思います。
もちろん、それとトレードオフになる巻き出しの重さはあるのですが、使うルアーもそれなりに重いので、僕はあまり気になりません。
重量感・疲労感について
ショアジギングに使うリールとしてはかなり軽量。SWリールと比べると疲労感は桁違いに少ないです。
めちゃめちゃ主観的な表現ですが、体力の消費量は半分以下。
堤防で6時間投げて、しゃくり続けていても、まだ余裕がある感じです。
この軽さは、オフショア(船)釣りでも大きなメリットです。
パワーについて
大型のSWリールに比べて、パワー(トルク)がないのは否めませんが、必要十分。
堤防など身近な場所でのショアジギングで、力不足となるケースはほぼありません。
ブリでも適切なロッドワークを行えば巻いてこれます。
メジロ・ハマチクラスなら、リールのパワー主体でゴリ巻きで寄せてこれます。
また、ドラグの出方もスムーズ。ほぼリニアに魚の走りに合わせて動き出してくれます。
まとめ
2万円台前半で買えるなら、間違いなくコスパは良いです。
マイクロモジュールギア2・サイレントドライブ搭載で、滑らかでガタつきのない巻きごこち。
HAGANEギア・HAGANEボディで剛性も高い。
ワンピースベールだし、ベールのカチッと感も良好。
軽いし操作性もよく、パワーもある使い勝手の良いリールです。
どこへでもとりあえず持っていくレギュラーリールになっています。
SWモデルじゃないですが、オフショアでもレギュラーですww
だって軽いんやもん。
もちろん、もっと上のクラスのリールだとさらに高性能になりますが、釣行回数の少ない私のようなサラリーマンアングラーには、これで十分です。
個人的な感想ですが、参考になったでしょうか。
もしよければ、おすすめのリールなので使ってみてくださいね。
enjoy!
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