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DAIWA「サムライジグR スピン」のインプレ│高速巻き特化型はダテじゃない!?

釣具レビュー

どうも、ばんぞうです。

今日は、ダイワの「サムライジグR スピン」の話をします。

最近急激に人気が出てきたジグなので、実釣で使った感想をばっちりインプレします!

  • サムライジグRスピンの正直な使用感を知りたい
  • サムライジグRスピンのメリット/デメリットを知りたい
  • 他のブレードジグ(マキマキ等)との違いを知りたい

という方は、ぜひ最後まで読んでください。

ばんぞう
ばんぞう

この記事の執筆者です。

  • 釣り歴:7年
  • 好きなジャンル:ショアジギ・ジギング
  • メインフィールド:大阪・福井
  • 釣行:年間50回前後

サビキから自ら出船しての釣りまで広く活動しています。

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DAIWA「サムライジグR スピン」とは?

まずは、カンタンに製品紹介から

主な特徴

  • サワラキャスティングゲーム(船)に対応したブレードジグ
  • 陸っぱり(ショアジギング/ショアキャスティング)でも強い
  • 低重心ボディと小型ブレードで超早巻きに対応
  • ショアスロージギングにも対応

スペック

型番スピン30スピン40
重量30g 40g
全長60mm65mm
フロントフックシングル#11(SaqSas)シングル#11(SaqSas)
リアフックシングル#14太軸シングル#14太軸
ブレード小型コロラドブレード小型コロラドブレード

30gと40gがラインナップされていて、違いは本体のみ。フックサイズはすべて同じとなっています。

20gはDAIWAサイトに今載ってないので、多分ディスコン(廃版)です

対応魚種

最適サワラ・サゴシ
青物(ブリ・メジロ・ハマチなど)
根魚(ガシラ・アカハタなど)

高速巻きでサワラ系、スローに巻いて根魚。青物を狙うなら中~高速巻き。みたいなイメージで使うと釣れやすいと思います。

実釣ではその他サバやキビレ、シーバスなんかも釣れてます。

船からだと真鯛もいけるでしょう(多分)

では、インプレッション(レビュー)にいきましょう。
↓↓↓

実際に釣りで使って感じた「メリット」

筆者がサムライジグRスピンで釣り上げたサゴシ

ここからは、サムライジグR スピンの使用感について詳しくお話します。

まずは、良い点(メリット)から

超早巻きがめちゃくちゃ強い

メーカーも宣伝している通り、超早巻きで強さを発揮します。

低重心ボディ&小型ブレードで引き抵抗がとにかく軽い。

リールから煙が出るほど早巻きできます。

超々高速巻きからのガコンッ!というアタリを体験するとこのジグの虜になるでしょう。w

バラシが少ない

シングルフックなので、フッキングが決まりやすいです。

バラしの多いサゴシ釣りでも、抜群の安定感を出してくれました。

フォールアクションが良い

やや後方重心ですがブレードの抵抗で、水平気味にフォールします。

その間、ブレードがアピールして魚の食い気をしっかり誘発。

フォール時にふっとテンションの抜けるアタリも多いです。

飛距離が出る

ブレードジグにしては飛距離が出る方です。

ただし、空中姿勢が崩れるとかなり失速するので、横風がある時とかは気をつけてください。

実際に釣りで使って感じたデメリット

次は悪い点 (デメリット)

前後のフックが絡む

フックがからんだサムライジグRスピン

ジャークさせると前後のアシストフックが互いに拾ってしまうことがあります。

リーダーを拾う(エビる)より気が付きにくいので、注意してください。

塗装のヘタリが早い

塗装がはげて目玉のとれた侍ジグRスピン

主なターゲットが牙族(サゴシ)なのもあるでしょうが、結構すぐ塗装がやられます。

特に目玉がすぐとれてしまうのは何とかしてほしいです。

フックがさびやすい

フックがさびてしまったサムライジグRスピン

付属のフックがめっちゃ錆びます

前後とも1日使うと錆が浮くので、交換用フックの用意がおすすめです。

サムライジグR スピンの使い方・効果的なアクション

次に使い方について

ただ巻き

おすすめ度5.0

このジグのもっとも有効な使い方だと思います。

特にアドバンテージがあるのが超高速巻き。

任意のレンジに沈めて一心不乱に巻くだけ。早ければ早いほど良いと思っていいです。

ハマれば、サゴシがめっちゃ釣れます。

ボトムねちねち

おすすめ度3.5

底を取って、竿を上げ気味にリールを2~3回転。

そのままテンションフォールさせます。以降繰り返し。

2メートル程持ち上げて、ブレードをひらひらさせながら落とすイメージです。

底物から青物まで幅広く狙えます。

ストップ&ゴー

おすすめ度5.0

ただ巻きの間に一瞬止めるストップ&ゴーも良く使います。

急速にリールを巻いてピタッ。できるだけ緩急をつける方が、反応を得やすいです。

止めた瞬間、少しだけロッドを下げて、テンションを抜いてあげる動きも効果的です。

ワンピッチジャーク

おすすめ度1.5

小刻みなワンピッチジャークはOKですが、ふり幅を大きくするとトラブル(針絡み)が多いので、あまり僕は使いません。

ワンピッチが効くシーンでは他のジグを使います。

ジャックアイマキマキとRスピンどう違う?

筆者所有のジャックアイマキマキ40g とサムライジグRスピン40g
▲上:ジャックアイマキマキ40g 下:サムライジグRスピン40g

関西で(ショア用の)ブレードジグの王者といえば「ジャックアイマキマキ」

サムライジグR スピンと違いを比べてみました。

サイズ感

サムライジグRスピンの方が小粒です。

小さいベイトを捕食しているときは、サムライジグが若干有利といえるかもしれません。

フォルム

Rスピンはやや丸みを帯びたフォルム。

対するマキマキはエッジが効いたフォルム。左右非対称度合いも大きいです。

ジグの動きでアピールしたいときはマキマキ。動きをやや抑えたいときはRスピンという使い分け方ができます。

リアフック

マキマキはトレブルフック。Rスピンはシングルフックです。

この差で、フッキング率はマキマキ。刺さりの良さ・バラしにくさはRスピンに軍配が上がります。

引き抵抗

若干ですが、Rスピンの方が軽いです。(=早く巻ける)

実際のスピードの差はわずかだと思いますが、そのわずかな差に食いつくサゴシは少なくありません。

キャスト性能(飛距離)

どちらも飛びますが、マキマキの方が安定しています。

Rスピンも悪くはないですが、マキマキに比べると飛行姿勢が崩れてしまう数が多いように思います。

僕が感じる主だった違いはこんなところ。

実際の釣りのシーンでは、アクションによる波動の違いかマキマキばっかり釣れる or Rスピンばっかり釣れる ということがありましたのでどちらも持っておくことをおすすめします。

サムライジグR スピン 重量やカラーのおすすめは?

重さカラーの選び方についてです。

重量

基本は水深や潮流、ベイトサイズに応じて使い分けるので、両方買うのがベターです。

でも、どちらか片方なら40gをおすすめします。

若干ですが、30g比で下記のメリットがあるためです。

  • 飛距離が出る
  • フォール速度が速い(=釣りの展開が早い)
  • 魚に発見されやすい

ルアーを引く時間や距離が増えるというアドバンテージがあります。

30gのメリットは次の通り。

  • フォール速度が遅い
  • シルエットを小さくできる
  • 若干早く巻ける

魚のいるゾーンが手前、浅い。またはベイトサイズが小さいときは40gより有利になります。

ぶっちゃけ、堤防でオンシーズンに早巻きメインで使うなら、どっちでも釣れます。

カラー

サゴシ用と考えると、グロー + アピールカラーが使いやすいと思います。

たとえば、

▲ サゴシピンクゼブラ 引用元:Daiwa

とか

▲ PHアカキンゼブラ 引用元:Daiwa

とか

▲ PHピンクゼブラ 引用元:Daiwa

この辺は朝マズメはもちろん、日中も釣果を出しているカラーです。

まとめ:DAIWA「サムライジグR スピン」のインプレ

長くなったので、実際に使って感じた特徴やメリットデメリットを箇条書きにしてまとめます。

  • 高速巻き(鬼巻き)にアドバンテージ
  • 掛かるとばらしにくい
  • サイズ感は小粒
  • アクション(水押し)は小さめ
  • ブレードジグのわりに飛距離が出る
  • 前後フックが絡みやすい
  • フックがさびやすい
  • 塗装や外装がやや脆弱

特に超早巻きOKバラシにくい。

この2つの武器は強いです。

ぜひ、使ってみてください。

enjoy!