どうも、ばんぞうです。
今日のテーマは沖堤防。
まだ行ったことないけど、これから行ってみたい人に向けてお話します。
沖堤防ってガチの釣り師ばっかりのイメージかもしれませんが、しっかり準備すれば初心者だって行って大丈夫です。
当たり前のマナーを守っていれば、邪険に扱われたりはしません。
ちょっと勇気を出して、トライしてみてください。
沖堤防に行く準備と注意 7カ条
タックルについて
基本的にはいつも使ってる陸っぱりのタックルでOK。ただ、青物を狙いならちょっと強めのタックル(ショアジギングロッドのMクラス以上)がおすすめです。
堤防付近に寄ってきた青物は右へ左へ走るので、タックルにパワーがないと横の人に多大な迷惑をかけてしまいます。
タモは長めのものを
沖堤防は足場が高いことがあるので、どのくらいのタモがいるか事前に確認しておきましょう。5メートルでは足りないのは結構普通です。
隣の人との間隔に注意
沖堤防では場所場所で何となくの間隔が決まっています。梯子の位置だったり、スリット〇個分だったり。周りの人をよく見て、変な間に割り込んでしまわないよう注意しましょう。
水・ドリンクを忘れずに
渡船屋さんによっては、船で飲料を売ってくれますが、基本はナシです。
夏場は地獄の暑さなので、1日やるなら2リットル1本とかでは足りません。
常温でもかまわないので多めにもっていきましょう。
荷物はコンパクトに
飲み物をいっぱいと言ったあとに言うのも何なんですが、基本荷物はコンパクトにまとめましょう。
まず堤防に上がるまでに長い階段梯子を上らないといけないこともあり、両手がふさがると危険です。
また、堤防に上がってからも釣り座まで長距離を歩かないとならないことだってあります。
荷物はできるだけ最小限を目指しましょう。
朝一はヘッドライト必須
基本的に一番船は暗いうちに出船します。夜の沖堤防は漆黒です。
さらに、場所によっては大穴が空いているので、ライトなしは自殺行為です。
必ず持っていきましょう。
暑さ対策・寒さ対策は万全に
海の上の堤防なので、遮蔽物は一切ありません。真夏は日光からの逃げ場もないし、真冬に風が吹くと鼻水が凍りそうになります。
嫌というほど対策して間違いないと思います。
空調服(ファン付きベスト)やヒーターベストもあった方がいいです。
桜マークのライフジャケットは必須
救命胴衣をレンタルしてくれる渡船店もありますが、基本ライフジャケットは必須です。
それも、Amazonとかで売ってる3,000円とかのは不可で、国交省承認の桜マークがついたものが必要です。
渡船に乗るだけならCSマークの物でも問題ないかもしれませんが、どうせ買うならコンパクトな膨張式が良いので、実質桜マーク1択です。
1万円以上はしますが、釣りを続ける上では持っておく方が良いので、初期投資として考えてください。
沖堤防に持っていくクーラーボックスは?
船のスペースも限られているので、基本大きなものは避けた方が良いです。
渡船店が独自に何センチまでと決めている場合もあります。
大阪湾の沖堤防では、25リットルと35リットルクラスを使っている人多いように思います。
いくらブリを入れたいからといって45リットル以上は「それはないやろ・・・」的な感じの目で見られると思います。
タモの柄は長め小継タイプがおすすめ
冒頭の7カ条でもお伝えしましたが、沖堤防用にタモを新調するなら長いものをおすすめします。
僕がよく行く南港新波止だと7メートル推奨です。
また、好みもありますが、沖堤防にわたるならランディングシャフト(柄)は小継タイプがおすすめです。
船内でも邪魔になりませんし、堤防を歩く際にも楽です。
靴は磯靴?沖堤防にはどんなシューズで行くの?
沖堤防は基本、普通のスニーカーで大丈夫です。
場所によってはテトラに乗って釣ることもあるかもしれませんが、普通はフラットなコンクリートの足場です。
スパイク付きの磯靴はNGです。スパイクで船のデッキが痛んでしまいます。履いていかないようにしてくださいね。
沖堤防の荷物はリュックにまとめるのがおすすめ
沖堤防にたくさん道具を持ち込むときはリュックが良いと思います。
僕意外にあまり見かけないので、少数派かもしれませんが便利です。
リュックについても色々迷いましたが、最終的に落ち着いたのがアブガルシアの「システムバックパック」です。
釣り用に考えられていて使いやすいです。
この製品に限らず、サイドポケットありかつ上部を固定するベルト付きのものがおすすめ。
子継のタモやパックロッドを収納できるからです。
沖堤防へは水汲みバケツも忘れずに
個人的に忘れるとテンションが下がる道具NO.1じゃないかと思うくらい重要です。
手を洗うのにも、クーラーの冷海水をつくるのにも、魚の血抜きをするのにも便利です。
あと割とロストします。
空のまま置いといて風で飛ばされたり、うっかり手を離したり、引き上げる途中でロープが取れたり・・・
おすすめは小さなバケツ。あまり大きいと重すぎて持ち上げられません。
僕的にはダイソーで売ってる300円の水汲みバケツがちょうど。大きすぎず・小さすぎず、たたみ癖(たたんだ状態から戻らないやつ)がつきにくいのもいいです。
もちろん、お値段もGOODです。ただ付属のロープが5メートルなのには一応注意してください。
渡船屋さんごとにローカルルールが!確認必須です
渡船に乗るときは必ずその店の細かいルールや慣習は確認してください。
たとえば、
着いたらすぐ荷物で並び場所を確保するみたいな、初心者殺しのローカルルールがある事もあります。
予約・問い合わせの際にしっかり聞いておきましょう。
店主の6割方は不愛想だけど気にするな
渡船屋さんは不愛想な人が多いです。
「そんなことも分からへんのか」みたいな空気を出されたり、ぶっきらぼうな対応をされたり、常連との対応差みたいなのを感じることもありますが、気にしてはいけません。
そういうもんだと割り切って、堂々と利用しましょう。
もちろん、めっちゃいい人もいますよ。
沖堤防でトイレしたくなったらどうするの?
迎え便など堤防に船がついたタイミングで船のトイレを使うのが通常です。
まあ、男性の場合、船の到着を待たずに海に放出している人がほとんどですが・・・
大変なのは女性やおなかが弱い人。
人気の沖堤防なら1時間に1回くらいの頻度で船はつきますが、中には行ったっきり迎えの便まで、何時間もこない所もあります。
きちんと便数があり、船内トイレ使用可なことを確認して利用しましょう。
沖堤防に行けばゼッタイ釣れるの?
せっかくお金出してるんだから、釣れて当たり前。。というわけではではありません。
釣りの種類にもよりますが普通にボウズを食らいますよ。
超ハイシーズンなら青物10本超もありますが、それ以外の時は一日中「無」の海に投げ続けるということもあります。
人気の沖堤防のホームページに華々しい釣果が上がっているのは、上がってる人数が多いからです。
まとめ
僕は堤防・サーフ・沖堤防・SUP・船といろいろ釣りしますが、沖堤防が一番好きかもしれません。
そりゃオフショア(船)に比べれば釣果は落ちますが、さっと行ってさっと帰れる手軽さと非日常感のバランスが良いと思います。
ぜひ、行ってみてください。
enjoy!
おまけ:必要な物一覧やおすすめ商品
長くなったので最後に。初心者の方に向けて、沖堤防に渡るのに必要なものをまとめます。(タックル以外)
持ってないものがないかチェックしてみてください。
ライフジャケット
桜マーク付きのなかで圧倒的に安い
↓
ヘッドライト
リーズナブルで必要な性能があればいいという方におすすめ
↓
今、僕がメインでつかってるのがこれ
↓
タモの柄
長い小継ぎで値段も安いとなるとこれ
↓
性能重視ならこれ
↓
行く場所によっては7メートルもいらないと思うので、6メートルとか5メートルを選んでください。
クーラーボックス
大物を入れれるサイズ感と軽さが両立
↓
さらにコンパクトな24リットルもおすすめ
↓
リュックサック
僕はもう何年もこれ使ってます
↓
水汲みバケツ
使いやすくてコンパクトな釣具メーカー製はこちら
↓
安物でよければダイソーにもありますよ。