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タチウオパターンが消えた日|紀北ジギングで感じた青物環境の変化

釣行記

どうも、ばんぞうです。

2025年末(12/30)と2026年1月中旬に和歌山の友ヶ島に釣りに行ってきました。

ここ数年と明らかに違う状況だったのでレポートします。

これから紀北・明石でジギングする方には役立つかもしれないので読んでください。

ばんぞう
ばんぞう

この記事の執筆者です。

  • 釣り歴:7年
  • 好きなジャンル:ショアジギ・ジギング
  • メインフィールド:大阪・福井
  • 釣行:年間50回前後

サビキから自ら出船しての釣りまで広く活動しています。

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セオリー通りの組み立てが通用しない違和感

遊漁船に推奨されたのはショートからセミロングまでのメタルジグ。

年明けの釣行に至っては、前日に60gのジグも推奨されました。

この時期としては異例です。

例年ならタチパターンで250g~300gのロングジグが強い時期です。

「さすがに小さくないか!?」

準備しながら違和感がありながらも、60gのSLJ装備から、非推奨のタチパターン装備まで、万全の準備で臨みました。

結果、青物は釣れたけれども・・・

筆者が釣った青物

先に釣果をお伝えすると

2025年12月30日が

c
  • メジロ3本
  • クログチ3本
  • ガシラ1本

2026年1月17日が

  • メジロ2本
  • クログチ1本

と数だけみれば完全なノーフィッシュじゃないですが、青物のサイズも出ないしジグへの反応がすこぶる悪い。

飲ませ釣り(泳がせ釣り)の保険が功を奏した感じです。

その飲ませ釣りも、昨年までの勢いがなくアタリがある時間がものすごく短かったです。

アジを落としても釣れなかった人が複数いました。

戻らないタチウオパターン

釣り中の筆者の手元

今季の大阪湾では、タチパターンがあったのは10月頃の一時期だけ。

そろそろ復活するかと淡い期待を抱いて乗船したけど、撃沈。

ロングジグを左右に飛ばしても、しゃくり上げてフォールさせても、無反応。

ジグの大きさ・カラーを変えても無反応。

潮はしっかり動いていても無反応。

今回の2釣行を含め3連続、期間にして約1ヶ月この傾向が続いているので、タチパターンは終了で戻りはなさそうです。

ショートジグに若干の反応はあるものの…

筆者のロッド&リールとタックルボックス

ロングジグに反応がないならショートはどうか?というとこれも微妙。

超短い時合いに150g~200gのショートジグで何とか。という感じでした。

それでも僕が行った日はまだ時合いがあっただけマシだそうで、最近はまったく反応がない日もあるようです。

これからに期待したいところですが、今(2026年1月中旬)ジギングは結構厳しいです。

原因は黒潮大蛇行の終息・・・!?

釣り終了後、船長から聞いたのが「黒潮大蛇行が終息して、和歌山エリアの青物はかなり減っている(明石エリアも)」という話。

黒潮大蛇行:日本南岸を流れる黒潮が大きく蛇行し、本州(特に関西から東海)を大きく外れる現象

黒潮大蛇行こそが加太は昔に比べて釣れなくなった原因だ。という話も聞いたことがあったので驚きでした。

もちろん、100%この話が本当かはわかりませんが、大きいスパンでの環境変化が起きていることは事実。

また、青物の数が明らかに減っていることも事実です。(体感済み)

黒潮大蛇行前の加太沖について調べてみた

また、古くからやっている漁師は「今までが青物良過ぎただけ。もともとこんなもん」と言っているとのこと。

ということで、

漁獲情報などのデータをあたり、黒潮大蛇行前の加太沖の釣り状況について調べてみました。

主な釣りのターゲット

●マダイ:大蛇行前は、春の「乗っ込み鯛」から秋の「紅葉鯛」まで、安定して良型が数釣れていました。

●アジ(鬼アジ):特に40cmを超える「鬼アジ」が初夏から夏にかけての主役。当時は現在よりも水温上昇が緩やかで、良質な居着きのアジが豊富でした。

●タチウオ(太刀魚):秋から冬にかけての定番。友ヶ島周辺の深場で、指4~5本サイズの「ドラゴン級」が頻繁に混じるのが特徴でした。

●メバル・ガシラ:冬から春のターゲット。特に「加太のメバル」は非常に体高があり、刺身や煮付け用として高級魚扱いされていました。

●青物(ブリ・メジロ・サワラ):秋から冬、ベイト(イワシなど)の回遊に合わせて接岸。

黒潮大蛇行による変化のポイント

環境的には、以下のような違いが指摘されています。

項目2017年以前(通常期)2017年以降(大蛇行期)
水温季節ごとの変動が明確冬場でも水温が下がりにくく高止まり
主な変化安定した「加太ブランド」のマダイ暖水波及による熱帯・亜熱帯性魚種の混入
潮流紀伊水道への引き込み流が安定蛇行により黒潮の分枝流が複雑に流入

今後、加太沖は紀伊水道の影響が強くなり、より季節感が強調されるでしょう。

もちろん、ここ数年で進んだ温暖化の影響もあるので、完全に昔と同じような環境に戻っていくかはわかりませんが。

まとめ:これから紀北で青物を狙うなら

筆者が釣った青物(12/30)

今回の釣行を通して感じたのは、「セオリー」の崩れです。

「冬 → タチパターン → ロングジグ」みたいな固定化された考え方だと、釣果は上がりにくいです。

おそらく、今は大きな変化の途中なので、新しいセオリーが確立するまでは時間がかかるはず。

何がハマるかはわからないので、ジグの選択肢やアクションの引き出しは、たくさん用意しておきましょう。

また、ジギングでの落ち込みが大きいので、飲ませ釣りOKの船や他魚種とのリレー便の船を選ぶのも釣果を上げるコツといえます(僕もそうしてます)

厳しい時期ですが、がんばりましょう。

enjoy!