どうも、ばんぞうです。
サゴシ祭りで、大阪湾の秋のショアジギングシーズンが始まったので、釣行記とちょっとしたコツなんかをお話させてもらいます。
サゴシいっぱい釣りたい人はぜひ読んでください。
2025年 秋の大阪湾シーズンインはいつから?

まず、備忘録的に今年の大阪湾沖堤防の開幕時期をまとめてみます。
武庫川一文字
めっちゃ早い8月13日頃からシーズンイン。
途中あまり釣れなくなった時期はありますが、また9月後半で復活しています。
岸和田一文字
9月6日頃からシーズンイン。
9月下旬の今にいたるまで断続的にサゴシ祭りが続いています。
南港新波止
9月20日頃シーズンイン。
秋のスタートはいつも遅くなりがちですが、今年は特にスロースタートな印象です。
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参考にしてください。
2025年9月21日 大阪湾サゴシ祭り釣行記

では、とある1日のサゴシ祭りの釣行記を公開します。
当日のコンディション
前日夜中は南西の強風。ベイト入りは十分期待できます。
また、貧酸素水塊が大きくなっている観測情報がありましたので、そのあたりの見極めもポイントです。
朝まずめはまさかのノーキャッチ
釣行予定時間でもっとも期待値が高いと踏んでいたのが、満潮6:19までの朝一番。
まだ日の出ない5:15頃からルアーを投げ出し、その時を待ちます。
ジャックアイマキマキを高速で巻いているとバイト!
しかし、ショートバイトでフッキングには至らず。
次第にブレードジグへの反応がなくなったので、通常のメタルジグにチェンジして、表層ワンピッチジャークでヒット!
しかし、掛かりが浅くてフックアウト。
その後も、口切れやサゴシカッターなど、魚の反応はあるのに釣れない状態が続きました。
潮目が変わったのは11時頃
明るくなってからは、超スローペースに釣れる感じ。
時折小さい群れは入るものの続きません。
目が変わったのは11時過ぎ。
これまでにない近さでサゴシが跳ねたり、超巨大なベイトボールが出たりと明らかに海の様子が変化してきました。
チャンスです。
当たりパターンは下向きジャーク
メタルジグで表層の群れから脱落したイワシを演出します。
やり方は、着水後ほぼ間を置かず、大き目のワンピッチで下向きにジャーク。
これがはまり、ポコポコ釣れました。




最終結果は、サゴシ9キャッチ、ツバス1キャッチ。
バラしが7つぐらいあったので、要反省ですが面白い釣りになりました。
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では次からは、自分の反省も込めて、サゴシ祭りの攻略法を。
攻略法1:棚をサーチする

祭りで自分だけ釣れないときは、棚(レンジ)が違うことが多いです。
たとえば、今回はどの時間帯もアタリが表層に集中。
おそらく貧酸素水塊(水中酸素ほぼゼロの水)がボトムから中層まであったのでしょう。
この状況でボトムから巻き上げる釣りをすると、サゴシのいない層をたくさん通るので、釣果は下がります。
アタリ棚を絞り込むのは大事です。
そのためにも、メタルジグの位置は常に意識して釣りをしてください。
さらに前日~当日の気象条件も押さえておくと、棚が探しやすくなりますよ。
攻略法2:スローに誘ってみる

たしかに、サゴシはブレードジグの早巻きがよく効きます。
ノーマルジグにしても早く動かすというのがセオリー。
ただ、セオリーがまったく通用しないタイミングは存在します。
今回も「表層を大きくゆっくりジャークさせる動き」に反応が集中しました。
セオリーにこだわりすぎず、スローな誘いも試してみてください。
サーチ中は「セオリー3:違うパターン1」みたいなやり方もおすすめです。
攻略法3:ドラグ設定は細かく

今回のような40cm前後のサゴシは重さがないため、フッキングが弱くなりがちです。
そのため、大きく合わせを入れても、ジジッと出ない強さにドラグを設定する必要があります。
その一方で、強すぎるドラグは口切れの原因に。
失敗したら何度でも調整して、丁寧にドラグ設定することが大切です。
攻略法4:ファイトは丁寧に

サゴシが小さい場合は、強引にファイトするとすぐ口切れ・身切れを起こします。
スレ掛かりして引きがおかしい場合や、潮が飛んでいる(流れが速い)場合は、ファイト中にドラグを弱めるなどして、身切れを防いでください。
攻略法5:素早く抜き上げる

せっかく寄せたサゴシが足元で「バシャバシャして、フックアウト…」というケースは多いです。
針が刺さった傷口がファイト中に大きくなって、最後のバシャバシャで外れてしまいます。
取り込みはなるべく素早く。タモ入れするより抜き上げの方がミスが少ないのでおすすめです。
50cmくらいまでのサゴシなら躊躇せずブッコ抜いてください。
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以上です。
小さいサゴシを釣るときの参考にしてください。
enjoy!