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SUPフィッシングに最適なロッドの選び方│長さ・硬さ・おすすめモデル7選【初心者OK】

釣りのコツ

どうも、ばんぞうです。

今日はSUPフィッシングのロッドについてです。

  • SUPで釣りしてみたいけど、どんなロッドを使えばいい?
  • 今持ってるロッドで代用できる?
  • 1本で色んな釣りに使える万能な竿が欲しい!

という人に向けて、実体験をもとに解説します。

僕がSUPで愛用しているロッドも紹介しますので、初心者の方は参考にしてください。

ばんぞう
ばんぞう

この記事の執筆者です。

  • 釣り歴:7年
  • 好きなジャンル:ショアジギ・ジギング
  • メインフィールド:大阪・福井
  • 釣行:年間50回前後

サビキから自ら出船しての釣りまで広く活動しています。

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SUP用ロッド選びで見るべき4つの項目

まず、SUPフィッシングに向いたロッドを選ぶうえで大事なのは次の4つです。

  • SUPフィッシングに適したロッドの長さ
  • 釣りの幅を広くカバーできる汎用性
  • 紛失リスクと使い勝手を考慮した価格帯
  • 釣り場や対象魚種に合わせた硬さ

それぞれ少しくわしく解説しますね。
↓↓↓

SUP用ロッドのベストなレングス(長さ)

SUPは立つ・座る・膝立ちなど、姿勢の自由度が少ないです。そのため、取り回しの良さはかなり重要です。

長さをミスるとめっちゃ大変ですよ。

基本の長さは6~7ft(約2m)

特に理由がなければ、SUPでは6〜7ft(約1.8〜2.1m)を目安にしましょう。

このくらいが一番取り回しが良く、安定感もあります。

8ft以上はデメリットが多い

陸っぱりの延長で「遠投したい」と思っても、SUPの上で10ftロッドを振り回すのはほぼ無理です。

ばんぞう
ばんぞう

SUPより竿の方が長くなってしまいますからね

船体より長くなるとティップに手が届かず、トラブル時に対応できません。

そもそも、SUPで大遠投が必要なシーンはほぼない(漕いでいけばいい)ので、長いレングスのメリットは活かせません。

バーサタイルロッドを選ぶべし

SUPに積めるロッドはせいぜい1〜2本。

なので「1本で何でもできるロッド」が最強です。

SUPやってると、イカ、根魚、青物、小物・・・いろいろ狙いたくなるので、汎用性の高いバーサタイルロッドを選ぶのが正解です。

もちろん、快適さは専用ロッドに劣りますが、SUPはファイト時の自由度が高いので結構何とかなります。

リスクの高いSUPフィッシングは価格帯も大事

SUPでは、万が一の落水・沈没・ロッド流失も起こりえます。

ばんぞう
ばんぞう

てか、ほぼ確であると思っていてください

なので、最初から高級ロッドを使うのはおすすめしません。

かといって、数千円のペナンペナンのロッドでは釣りになりません。

個人的には1.5〜2万円台のロッドが、コスト的にも性能的にもベストバランスだと思いますので、迷ったら目安にしてください。(詳しい銘柄については後述します)

SUPフィッシングロッドの硬さ(強さ)の選び方

ロッドの硬さは、狙うポイント魚種で変わります。ここではわかりやすく2つの軸で見ていきましょう。

水深とジグの重さで選ぶ

水深が深くなるほど、使うジグやシンカーの重さも増えます。

なので、深場では強め(硬め)の竿が必要です。

水深ジグ重量ロッドパワー目安
~20m40~60gML(ミディアムライト)
20~40m60~100gM(ミディアム)
40m以上100g~MH(ミディアムヘビー)

目安としては、使うエリアの水深の約2倍のジグウエイトに対応するロッド。

水深が30mのエリアで使うならジグウエイト60g~80g(ML)のロッドがちょうどみたいな感じです。

ばんぞう
ばんぞう

SUPは汎用性の面でもちょい柔らかめの竿が使いやすいですよ

狙う魚種で選ぶ

  • ヒラマサ・カンパチなど底切り系 → 強め(M〜MH)
  • アジ・メバルなど口切れしやすい魚 → 柔らかめ(L〜ML)
  • ハタ類・タイ → 中間のMクラス

狙うターゲットが決まっている人は、それに合わせるのがベストです。(バーサタイルロッドでヒラマサやるな!とかのツッコミは無しね)

スピニング or ベイト?SUPではどっち?

どちらも使えますが、スタイルで決めると失敗しません。

スタイル向いているリールタイプ
キャスト中心スピニング
ジグやタイラバ中心ベイト
初心者スピニング(操作しやすい)

底取り・底切りの速さ、巻き取りトルクなどはベイトタックル優位。

スピニングの利点は(誰でも)投げられること。

僕は1本持ちならスピニングモデルを使うことが多いです。

陸用ロッド(アジング・エギング)は代用できる?

結論:使えるけど完璧ではないです。

ロッドタイプSUPでの使いやすさ備考
アジングロッドパワー不足で中型魚に不安
エギングロッド7ft前後ならバランス良し
シーバスロッド8ft台までなら許容範囲
ショアジギロッド×長すぎ・重すぎで操作性NG

とりあえず始めるならエギング or シーバスロッドでもOK。

慣れたらSUP用に使いやすいロッドを検討しましょう。

おすすめSUPフィッシングロッド7選【実釣経験あり】

ここからは、SUPフィッシングで使いやすいロッドを紹介します。

僕が実際に使用経験がある or フィールドで信頼されているモデルです。

ばんぞう
ばんぞう

使いやすさ重視で選んだから、ちょっと価格帯が高いのも入りました

モデル名特徴長さ硬さ価格帯
クロスミッションBB
S66ML
筆者愛用。
バーサタイルNo.1
6.6ftML約1.5万円
クロスミッションXR
S66M
パワーアップ版。
中大型魚対応。筆者愛用
6.6ftM約2.7万円
アウトレイジ BR SLJ
63MLS-S
トータルバランスの
良いスピニング
6.3ftML約2.0万円
アウトレイジ SJ
61B-2
筆者愛用。ブリからアジまで
こなす隠れた万能選手
6.1ftM(2番)約3.1万円
三代目クロステージ
CRXJ-B642ML/LJ
低コストおすすめ。
ML表記だが比較的パワフル
6.4ftML約1.0万円
ジャイアントキリング1G
GK1SLJ-B64L/TJ
タチウオモデルだが
多様な釣り方に対応
6.4ftL約1.5万円
オーシャンフィールド
SLJ OFSS-672SLJ
高コスパ&守備範囲◎
めっちゃSUP向き
6.7ftML約1.3万円

クロスミッションBB S66ML

釣りの適用範囲の広さ・価格など、めっちゃSUP向きだと思っています。

穂先の耐久性に若干難ありですが、何だかんだ修理しながら、ずっと使っています。

クロスミッションXR S66M

クロスミッションの上位モデル。2種類のティップを交換できてさらに釣りの範囲が広くなったモデル。

キャスティングもある程度こなせるので、スピニングがおすすめ。

アウトレイジ BR SLJ 63MLS-S

食い込みの良い竿先に、大物対応できるバット。SUP竿としてほしい性能を両立しています。

ダイワ アウトレイジ SJ 61B-2

スロージギングロッドですが、僕はこのロッド、ジギングから泳がせ釣り、落とし込み釣り、中小型魚のえさ釣りまで結構いろいろやってます。

この中では少々高いですが、大型魚も割と余裕で上げられるので良いです。

三代目クロステージ CRXJ-B642ML/LJ

低価格ながらもクロスカーボン補強が入っているモデル。十分使えます。

メジャークラフト ジャイアントキリング1G GK1SLJ-B64L/TJ

中弾性カーボンのレギュラーテーパー。汎用性は高く、魚をバラしにくいメリットがあります。ジグをピンピン弾くより、巻きの釣りが好きという人には良いと思います。

アブガルシア オーシャンフィールドSLJ OFSS-672SLJ

Xカーボン補強で大型魚とも対峙できます。また6.7フィートと長めなのでキャストして使いたい人におすすめです。

もし、1本だけおすすめするなら

筆者がSUPフィッシングで愛用しているクロスミッションBB

僕がSUPフィッシングで一番使ってるのは、シマノのクロスミッションBBです。

上のクラスのクロスミッションXRも持っていますが、SUPでは圧倒的にBBの出番が多いです。

軽く投げたりもするので、スピニングモデル(S66-ML)を使っています。

僕がSUPで行くエリアは水深40mくらいまでなので、これ1本で十分。

アジ・メバル・カサゴ・ハタ系・シーバス・イカ・タイ・青物など大体何でも釣れますよ。

詳しくはこちらでインプレしています。
↓↓↓

まとめ:SUPロッド選びで失敗しないために

最後に、SUPフィッシングロッド選びのポイントをおさらいします。

  • 長さは6~7ft
  • 硬さは水深・ターゲット魚種で決める
  • 汎用性重視のバーサタイルロッド
  • 価格は1.5万円~2万円くらい
  • スピニングかベイトはお好みで

この辺りの条件で探すと大きく外すことはないはずです。

迷ったらこれでいいと思います(アドバイスが雑)
↓↓

enjoy!