どうも、ばんぞうです。
今日は「SUPフィッシングは危険か?」についてです。
この質問にひと言で回答するなら「危険です」。普通の船にはないリスクが満載ですから。
ただし、どんな種類の危険かがわかっていれば対応できる部分もあります。
ぜひ、最後までご覧ください。
SUPフィッシングでの危険1:風
SUPフィッシングの一番の危険は風です。
風速3メートル、日常生活ではそよ風レベルでも相当流されます。
風速5メートルまでは安全という説もありますが、僕は出ません。
オフショア(陸から海に吹く風)だと、帰り着けない恐怖感がありますし、波も高くなります。
釣りどころではない・・・という状況になりやすいので、避けています。
初心者の方は、1日を通して2メートル台までにしておくのが無難です。
SUPフィッシングでの危険2:離着岸
離着岸も危ないです。
少し大きな波に当てられるとSUPはいとも簡単に転覆(横転)します。
浅場なので命に関わることはないですが、釣具は水没。GPS魚探もダメになるでしょう。
また、海水浴場でフックのついたメタルジグをばらまいた日には・・・
気をつけてください。
対策は
の3つです。
SUPフィッシングでの危険3:パンク
ほとんどの人がインフレータブルSUPだと思います。
となるとパンク・空気漏れもリスクになります。
よくあるのは、魚のヒレや釣り針での穴あき。
そのくらいの小さな穴ならすぐにしぼむことはないので、落ち着いて帰港してください。
次に気をつけるべきは、座礁や岩・牡蠣殻への接触。
SUPの生地は頑丈なので一発で裂けることはまずないですが、沈み瀬や防波堤やブイに近づきすぎないようにしてください。
SUPフィッシングでの危険4:パドル
SUPのパドルは1本ですので、紛失や破損するとジ・エンド。
ボードの上に寝転んで手でパドリングするにも、大量の荷物(釣り道具)が。
紛失を防ぐためのパドルリーシュと、万一のための予備パドルは用意した方が良いと思います。
SUPフィッシングでの危険5:鮫・イルカ
僕は体験したことありませんが、サメがSUPをウミガメと間違えてアタックしてくることもあるそうです。
また、サメより身近なリスクとなるのがイルカ。
基本的に襲ってきたりはしませんが、不用意に近づくと噛まれたりします。
もし、海上でサメの背びれやイルカの姿を見たら、離脱することをおすすめします
まとめ
SUPはもっとも軽装で沖に出られる分、危険も伴います。
まずは最低限の安全装備
は忘れずに持ちましょう。
あとは予備パドルもほしいところ。
そして、何かあったときのため複数人で出ることをおすすめします。
または、近くにSUPやカヤックの人が多い地域でやるとか。
最終的に自力でどうにもならないと判断したなら、すぐ海保に連絡してください。
番号は118です。
流されて携帯電話がつながらないところまで行くと、本当に終わります。
ご安全に。