どうも、ばんぞうです。
2月中旬。紀北エリアでジギング&飲ませ釣りに行ってきました。
今回は青物とクログチ狙い。アクシデントもあって一筋縄ではいかない釣行となりました。
肩の力を抜いて、ぜひ最後まで読んでください。
当日のコンディションについて

前日まで寒波の影響で海は荒れ気味。うねりが大きく、午前中は風も強い。そして濁りも強い。
潮汐は中潮だけど、動きのピークが深夜で日中は潮が緩慢。
なかなかタフなコンディションでの釣行となりました。
まさかの出船遅れ…釣り開始前のアクシデント!

天候もさることながら、出だしからさらに悪条件が!
乗船準備を終え、釣り座で待機していると、
船長が近づいてきて「すいません。あっちの4人組が初心者で仕掛けも持ってきてないんで、買いに行ってきてもいいですか?」とのこと。
聞かれたもうひとりのお兄さんは、「いいですよ!」とものすごく感じのいい返事。(顔もイケメン)
僕は・・・嫌そうさが顔に出てたと思います。
いくら初心者でも、手ぶらはないわ。「前日にこれ持ってきてください」連絡もあったのにやで。
結局、出船が大幅に遅れるハメに。
手痛いスタートとなりました。
ポイント到着!からのプチ絶望

最初のターゲットは青物。
飲ませ釣りからはじめようと、アジバケツのフタを開けると・・・
「えっ・・・浮いてるやん」
半分以上が腹を見せてプカプカ浮いてます。
ブクブクは機能してるし、おそらくバケツの水が冷えきってしまったのでしょう。
ひん死の生き餌。
これほど機能しないものがあるでしょうか?
「飲ませは8割終わったな・・・」と意気消沈。
で、ここから
↓↓↓
待望のファーストヒットは青物!
バケツの水を入れ替え、何とか命をつないだアジを、仕掛けにつけて投入。
起伏がはげしい場所なので、丁寧に底をとって探っていきます。
すると、ピョコピョコという前アタリが、次いでググーっと竿を持っていかれる本アタリが!
上がってきたのがメジロ。

状況の悪さからボウズも覚悟していたので、安心できました。
珍しいゲストフィッシュもヒット!
最初のポイントは釣果が続かず。
いくつか移動するも、どこも渋め。
そして弱りゆく餌アジ。
★になる前に使ってしまいたいとあせる中、久しぶりのヒット!
「・・・ん。何か引きが変」
上がってきたのはスズキ。

湾岸エリアのと違って綺麗な魚体です。
船は走るよ魚を求めて西へ東へ

ここまで飲ませでポツリポツリ。ジギングは不発。
そこで船長が淡路島まで行くことを決断。でも、着いてみると潮が全然ない。
滞在10分で、即決Uターン。
往復で1時間以上かかる航行ですが、実はこの判断が大当たり。
友ヶ島周辺に戻ると、これまでの低活性が嘘のように、時合い突入。
ジグでポコポコ当たりが出ます。
結果、6ヒット3キャッチ。
ギリハマチサイズ(40cm)が多いので、掛かりが浅くバラシてしまいましたが、やっと来たフィーバータイム。おもろかったです。
この日のヒットパターンやメタルジグについて

ヒットパターンは、細かめのワンピッチからのステイ。
「ふわっ」とテンションが抜けるアタリが多かったです。
フォールに反応が良かったので、スロージギングでもやってみましたが、それはイマイチ。
動と静。緩急をつける方が圧倒的に良かったです。
当たりジグは、バンブルズジグ セミロング 180gです。
カラーはアルミイワシ。まあシルバー系なら何でも良いと思います。
最後はクログチを狙ってフィニッシュ

ラスト1時間はクログチ狙いに。
しかし・・・ノーバイト。
「やっぱり1月2月は厳しい?」
船長曰く、「産卵の影響かもしれんけど、ここ数年冬は渋い」とのこと。ただ、3月以降は安定するらしいので、またリベンジしたいと思います。
まとめ
釣果は
船長の英断で、数を伸ばせて形になったので良かったです。
所感は
紀北エリアの超ロングジグで狙う太刀魚パターンは終わったように思います。
セミロング・ショートジグに反応が集中しましたので。
また、飲ませ釣りで釣れるサイズも小さくなりました。自分だけでなく船中でブリサイズは出なかったです。
課題は
餌アジの管理を改善すること。
12月1月と同じ船で飲ませ釣りをやっていますが、ここまでアジが弱ることはなかったです。
今後は特に気温が低いときは、バケツの水量を増やす&海水交換をこまめにするなどの対策をしていきたいと思います。
では、今回はここまで。
enjoy!