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ハピソン「チェストライト INTIRAY」のガチインプレ【釣り用ライト】

ハピソンチェストライトintiray 釣具レビュー

どうもばんぞうです。

今日はハピソン「チェストライト INTIRAY(YF-200)」のインプレです。

実際に使ってみた感想とともに、購入前に知っておきたいポイントなどお話します。

  • チェストライトが気になっている人
  • 夜釣り用のライトを探している人
  • ヘッドライトに不便を感じている人

は、ぜひ最後まで。多分どこよりも詳細にインプレしています。

ばんぞう
ばんぞう

この記事の執筆者です。

  • ブログ歴:6年
  • 好きなジャンル:ショアジギ・ジギング
  • メインフィールド:大阪・福井
  • 釣行:年間50回前後

サビキから自ら出船しての釣りまで広く活動しています。

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ハピソン「チェストライト INTIRAY」の基本情報

まずは、ハピソン「チェストライト INTIRAY」とは?をおさらい。

胸元に装着するライトで、頭にかぶるヘッドランプとは異なる使用感があります。

搭載レンズ(LED)は3種類。

  • 広い範囲を照らす広角レンズ(白色)
  • 遠くまで照らすスポットレンズ(白色)
  • 魚を刺激しない赤色LED

スペックはこちら
↓↓↓

明るさ集光強 : 約200ルーメン
集光弱 : 約50ルーメン
集光微弱:約7ルーメン
散光強 : 約200ルーメン
散光弱 : 約35ルーメン
ダブル : 約400ルーメン
ブースト : 約600ルーメン
電池持続時間集光強 : 連続約2.5時間
集光弱 : 連続約12時間
集光微弱:連続約72時間
散光強 : 連続約2.5時間
散光弱 : 連続約24時間
ダブル : 連続約1時間
赤色点灯 : 連続約48時間
サイズ約87 x 173 x 50mm
重量約200g(電池込み)
防水性能IPX4
引用元:Hapyson

※ 集光=スポット、散光=広角です

チェストライト INTIRAYの明るさと視界

INTIRAYは、強モードで200ルーメン、弱モードで35ルーメン(広角レンズ)なので、めっちゃ明るくはないけど常用範囲内。不便はないです。

このライトの広角モードは照射角度が広く、テトラ帯でも、進むべきルート(次に踏むべき場所)がよく見えるので、使いやすいです。

ちょっとブレているものもありますが、明るさや照射角度の参考写真です。

まずは広角(散光)から
↓↓↓

INTIRAY 広角(散光)弱の視界
▲ 散光(広角)弱 35ルーメン

暗く見えますが、広角弱でも十分見えてます。足場の良い堤防なら問題ありません。

INTIRAY 広角(散光)強の視界
▲ 散光(広角)強 200ルーメン

広角強にすると足元をかなりの範囲照らしてくれます。

続いて集光モード。
↓↓↓

INTIRAY スポット(集光)微弱の視界
▲集光(スポット)微弱 7ルーメン

微弱は暗くてライトとしては使えません。位置を知らせる用かな?

INTIRAY スポット(集光)弱の視界
▲集光(スポット)弱 50ルーメン

集光弱でも20メートル先くらいは照らせる感じ。

INTIRAY スポット(集光)強の視界
▲集光(スポット)強 200ルーメン

人がいる方向に照らすのは憚られるくらい光がまっすぐ出ます。


見方によって弱の方が明るいのは、カメラ側の自動感度補正(要は明るさ補正)が働いているからです。

上下の照射が弱点。タモ入れ時に注意

INTIRAYはその構造上、体の正面しか照らしません。

ヘッドライトなら自分が上を向けば上を照らしますが、チェストライトではそれがない。

考えれば当たり前なんですが、購入前には気が付きませんでした。

具体的にどんなときに支障が出るかというと

  • ロッドのガイドにラインを通す際→上を向いても竿先が見えない
  • タモ入れの際→下を向いても水面が見えない
  • バケツで水を汲む際→水が入ったかどうか目視できない

下向きはチルト(角度調整)機能である程度カバーはできますが、不便です。

注意してください。

髪型・帽子を気にしなくてもOK

頭につけないので、髪型が崩れることはありません。

また、帽子ユーザーがヘッドライトを使うとき、邪魔になるのがつば(ブリム)です。

光がさえぎられてしまうんですね。

その点チェストライトは、確実に手元を照らしてくれます。

ここも良い点です。

チェストライト INTIRAYの操作性

筆者所有のINTIRAYの操作ボタン

操作性に関しては、ヘッドライトより数倍いいです。

胸元にライトがあるため、ボタンが目視できるのが大きいです。

赤色LEDと白色LEDの切り替えもスムーズに行えます。

チェストライト INTIRAYの装着感やストラップ

INTIRAYのストラップ部分拡大

重量が200gあるので重みは感じますが、疲労感はそれほどなく使えます。

また、装着感は非常に安定してます。

おじぎくらいの角度なら体から離れませんし、テトラポッド上での移動など、少し跳ぶような動きをしても大丈夫。ずれません。

専用のネックストラップは、概ね良いですが、真夏は通気性が悪く、汗がたまり、首がかなり不快になりました。材質変更などをお願いしたいです。

チェストライト INTIRAYの電池について

INTIRAYの電池格納部分拡大

このライトは単三電池で動くモデル。

エネループなんかのニッケル水素充電池も使えます。

バッテリーの持ちについては、スペック表に記載されている通りの性能だと感じます。

ギリギリまで使うことはありませんでしたが、弱で運用すれば十分な持ち時間を確保できます。

防水性には注意が必要

INTIRAYの防水性能はIPX4。いわゆる生活防水レベルです。

多少の雨ならOK。豪雨はちょっとどうかな・・・という感じ。

バッテリー格納エリアはゴムで防水されていますが、きっちり閉めないと隙間ができてしまいそうです。

注意してください。

ハピソンのチェストライトは3年保証

INTIRAYは3年保証。どの程度まで「通常の使用」と判断されるかわかりませんが、ライト類は壊れやすいので嬉しいです。

なお、保証を受けるにはレシートがいるので、捨ててはいけません。

保管するか、画像にとっておくようにしましょう。

他の人気ライトとの比較

他の人気の釣り用ライトとも比較してみましょう。

ちなみに全て乾電池式です。

富士灯器 ZEXUS ZX-S700

胸元に装着できる他、ヘッドライトとしても使えるモデルです。

INTIRAYより圧倒的に明るく、一灯で約650ルーメンあります。

明るさ重視の方におすすめです。

がまかつ ヘッド&ネックライト LEHL350

単四3本で駆動するので、INTIRAYより圧倒的に軽いです。

そして何より安い。

リーズナブルなネックライトがほしい方におすすめです。

ジェントス CB-643D

ヘッドライトなので首掛けは対応していませんが、夜釣りで使いやすいライトです。

軽い、明るい、白赤2色、耐塵・防滴仕様、安い とほぼ完璧。

僕もヘッドランプはこれの前身モデルを使っています。

まとめ:チェストライト INTIRAYってどうなの?

チェストライト INTIRAYの良いところをまとめると

  • 操作性が良い
  • ブレずに正面・手元を照らせる
  • 作りがしっかりしている
  • 電池駆動
  • 髪型が崩れない
  • つばの大きい帽子OK
  • 若干おしゃれ

といったところでしょうか。

チェストライトとしては完成されていると思います。

でも正直、ヘッドライトに比べて圧倒的なアドバンテージがあるか?というと微妙。

価格が高いのもネックです。

「買い」かどうかは個人差が大きいと思います。

今回、良いことも悪いことも全部書いたつもりなので、購入するかどうかの参考にしてください。

enjoy!