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武庫川渡船直伝!シラサエビを使ったズボ釣りのやり方

釣りのコツ

どうも、ばんぞうです。

今日は、小アジばっかり釣るのに飽きたお父さんに向けて、ズボ釣り※のやり方をご紹介します。

夏に釣果の上がる釣りですし、仕掛けもシンプルで難しくありません。

初心者の方がサビキ釣りの次にやるには、ピッタリだと思います。

何を隠そう、私が釣り1年目に日本を代表する船宿?の武庫川渡船の釣り教室で習ったやり方です。

ぜひ、参考にしてください。

※ ズボ釣りと呼ばれる釣法は複数ありますが、探り釣りの方です。

ばんぞう
ばんぞう

この記事の執筆者です。

  • ブログ歴:6年
  • 好きなジャンル:ショアジギ・ジギング
  • メインフィールド:大阪・福井
  • 釣行:年間50回前後

サビキから自ら出船しての釣りまで広く活動しています。

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手持ちの釣り竿でできる?

基本的に狙うのはガシラ(カサゴ)なので、どんなロッドでもOKです。

でも、サビキセットの竿はやめておきましょう。堤防の際を狙う釣りなので、長いと圧倒的に使いにくいからです。

はじめは短い程、やりやすいと思います。

ただ、短すぎると大きな魚がかかったときに浮かせられないので、1.5メートルくらいがバランス良いと僕は思います。

短めのルアーロッドをお持ちなら、それを流用してください。

理想的を言えば、感度が良く大型がかかってもしっかりとれる筏竿、それにカウンター付きの小型ベイトリールを合わせるのがベストです。

でも、そんなの持ってる初心者はいないでしょうし、この釣りのためにわざわざ買うこともないと思います。

3,000円未満で売っているさぐり釣り用のロッドも十分使えます。

あと、リールもなんでもOKです。

リールに巻いているのがPEラインなら、リーダーは少し長めにとった方が良いです。

ラインが壁に擦れることも多いので保険の意味で。

どんな仕掛けを用意すればいい?

仕掛けは1本針のシンプルなもの。

釣具店で完成品を買うのもいいですが、「サルカン→ハリス(糸)→針」だけなので、自分で作るのもアリです。

ちなみに、釣り教室で使った仕掛け(武庫川渡船で販売している仕掛け)は、ハリス(糸)はフロロの1.5号。針は3号(チヌ針だったと思う)の全長30センチのものです。

オモリは、カン付き錘(4号)。

根がかりしたときに仕掛けだけが切れるようになっていて、交換もしやすいセッティングです。

トラブルに対応しやすいメリットがありますが、ちょっと強度的には物足りない感じです。

今の僕のセッティングは、ハリス2号~3号、おもりはゴム付きの中通し錘、針はチヌ針や丸セイゴといったオーソドックスなもの。

不意の大物にも対応できるよう、少し強い仕掛けを使っています。

カン付き針はかかりが良くないといわれますが、この釣りだとそれほど差はないと思います。

生き餌の「シラサエビ」について

この釣りは生きたシラサエビ(モエビ・ヌマエビ)を使います。

淡水エビですが、海水に沈めてもしばらくは生きています。

ピンピンと跳ねながら魚を誘ってくれるので、日が昇ってからの釣りでも強いのが特徴です。

弱らないように管理するのが肝なので、専用の「エビクーラー」は必須。

もちろん、容量と保冷力があるものが理想的ですが高価です。

ズボ釣りに使うのなら、2,000円ほどで売ってる容量4リットルの安物でも十分。

真夏でも、夜中の2時から10時くらいまでは、エビ生きてます。

それからポツポツ落ちだして、夕方くらいまでは何とか持つ感じでしょうか。

なお、死んだエビはすぐ外に出さないと、どんどん水質が悪化して連鎖的にエビが逝ってしまいます。めんどくさがらずに管理しましょう。

ちなみに、シラサエビは升計りで1杯2杯という単位で売られています。

升の大きさは店によって違うし、入れる店員さんによっても、山盛りだったり擦切りだったりするので、めちゃくちゃアバウト。

大体、1杯あたり100匹くらいは入ってるので、ズボ釣りなら基本的に1杯あれば事足ります。

どうやって釣ればいい?コツは??

ポイントの絞り方

岸壁全体にチャンスがあるのはあるのですが、ポイントが多すぎるので、基本的にケーソン(コンクリート)の継ぎ目を狙っていきます。

ピタッと継ぎ目が合っているところより、こういう少しガタツキのあるところの方が良いです。
↓↓↓

そういうポイントを見つけたらなるべく岸壁のきわに落としてください。

理想は20センチ以内。離れすぎると食いが落ちます。

でも、岸壁には貝や妙な軟体動物が貼り付いているので、寄せすぎると根がかりのリスクが飛躍的に増えるので、気をつけてください。

1匹釣れた場所は、少し粘ってみるのが良いでしょう。同じ場所で複数釣れる確率は結構高いです。

餌のつけ方について

エビの付け方チョンがけで十分。

しっぽから2節目くらいのところに針をかけるだけと簡単です。

取れやすいのが難点ですが、他の付け方は難しく、エビが死んだりするので、はじめのうちはチョンがけがおすすめです。

釣り方について

この釣りは、魚のいる深さ(=タナ)を見極めることが大切です。

ですので、必ずカウントしながら(数を数えながら)仕掛けを落としてください。

一気に底をとって巻き上げる方法もありますが、基本的にガシラは上から落ちてくるものへの反応が良いし、かなり浅ダナでくることもあるので、上から落とすのがおススメです。

僕は、大体2~3秒落としてして、5秒ほどストップというやり方をしています

エビさえ元気なら特に誘いは不要です。

コンっというアタリがきたり、ツンツンからぐーっと竿に重みが乗れば、大きくロッドを煽って合わせましょう。

ヒットすると、ガシラは根(岸壁の隙間)に潜ろうとするので、沖側に煽るのがポイントです。

さあ堤防ズボ釣りに挑戦しましょう!

適当な釣り竿があれば、あとはエビクーラーを買うだけで挑戦できます。

サビキと違って、ダイレクトな引き味があるので面白いですよ。

どこの岸壁でもたいてい成立する釣りですが、場所によっては釣れるのがベラやオコゼばっかりということもあります。

狙いの魚が釣れている実績ある場所に行ってくださいね。

最後に、ズボ釣りするときは筋肉痛にも気をつけてください。

広大な堤防を歩き回る釣りなので、見た目以上にハードです。

特に武庫川一文字のような内向きと外向きで高さが違い、梯子で昇り降りしないといけないところは、半日やるとほぼ100%筋肉痛になります。www

あと、根魚は育つまでに時間がかかります。小さいやつが連れたら逃がしてあげてくださいね。

enjoy!