どうも、ばんぞうです。
ワークマン空調服を4シーズン(4年)使ったのでインプレします。
という人はぜひ最後まで読んでください。
ちなみに私が購入したのは2021年。現行のものより若干性能が落ちるので、そのあたりは差し引いてもらえればと思います。
ワークマンの空調服 windcoreとは

ワークマンのファン付きウェア。
服本体・ファン・バッテリーそれぞれ別売りですが、バラで買っても使えないので実質セットです。
値段は釣りで使うセットなら2万円くらい。
たとえば、
ウィンドコア遮熱ベスト | 3,500円 |
ウィンドコア19V対応ファン・ケーブル・ファンカバー(2枚)セット | 5,800円 |
ウィンドコア19Vバッテリー・充電器セット | 10,800円 |
これくらいがベーシックかなと思います。
釣りで使って本当に涼しくなるの?

まず、最初に言いますが、真夏の屋外で使っても「涼しくはないです」
これは、ワークマンだからとかじゃなく、この手の商品がそういうものだからです。
外気温が40度なら、ファンから出る風も40度の熱風です。
涼しくするというよりは、熱中症の予防、炎天下の活動時間を伸ばすものと捉えておくと良いと思います。
空調服のメカニズムや役割なんかはこちらの記事に詳しく書いているので、合わせて読んでください。
実際に釣りで使った感想や効果は?

釣りにおいては夏の必需品です。
想像してほしいのですが、真夏の沖堤防やボートのデッキ。
どこにも影はなく、直射日光から逃げ場がありません。生命の危機を感じる暑さです。
そこでwindcore。
着ると体とベストの間に日陰ができる感じでその中を風が通ります。
快適!とはなりませんが、生命の危機は回避してくれます。
むちゃくちゃ猛暑の8月でも、日の出から11時くらいまでは釣りできます。(無いと8時台でギブアップ)
windcoreの風量はどれくらい?

僕の持っている2021年モデルは14V対応。
現行の19V対応版よりは、かなり落ちるけど、それでもそこそこの強風が出ます。
個人的に感じる生命維持ラインは10V。
それ以下だと、真夏の40度越えはチョット無理かなという感じです。
現行(執筆時:2025年)モデルは4段階中設定2でも12V。
持ち重視の運用をしていても風量不足ということはないと思います。
バッテリーの持ちはどんな感じ?

僕の持っている古いモデルなら、常用レベルの10V(設定3)でカタログスペック8時間。実使用でも7時間以上は持っていると思います。
現行品も常用レベル(12V~13V)の電池持ちは8時間ちょい。
それ以上使いたいときや、風量を上げたいときは、予備のバッテリーが必要です。
長袖・半袖・ベスト?釣りに良いのは??

個人的にはベスト型が一番良いと思います。
ルアーをキャストしたり、メタルジグを激しくしゃくるにはやっぱり袖は邪魔。
袖があるとわき下に風が通ってより冷却効果を得られますが、動きやすさ優先です。
動きやすさも冷却も、ということならアングラー向けの半袖ジャケットが便利かもしれません。
それぞれの特徴を表にするとこんな感じ
↓↓
タイプ | 動きやすさ | 冷却効果 |
---|---|---|
ベスト型 | ||
長袖型 | ||
半袖型 |
僕はベスト推しですが、
餌釣りなど体を頻繁に動かさない釣りなら、長袖を選ぶのもありですよ。
WindCoreはコスパがいい?

ワークマンといえばコスパ!ですが、空調服に関してはほどほど。
正直、他のブランドよりちょっと安いくらいです。
大体、服・ファン・バッテリーのフルセットで3,000円差があれば良いほう。
少し出せば快適性が増すので、ワークマンだけにこだわらなくてもいいかもしれません。
WindCoreの耐久性は?

あくまで僕が持っている2021年モデルの評価ですが・・・
WindCoreの耐久性は期待しない方がいいかもしれません。
構造上、ファンが水しぶきを吸い込みますし、線やコネクターもあまり強くありません。
僕が買った個体もファンの故障ですぐに動かなくなりました。
幸い保証期間内で新品と交換してもらえましたが。
まとめ
本格的な作業用空調服に比べると、価格・性能ともにライトな印象。
それでも、釣りやレジャーには十分。
真夏に釣りをする人は、買って損はないかと思います。
てか、要ります。生命維持装置的な役割で。
検討してみてください。
enjoy!
プラス3,000円できるなら、こっちのバートルもおすすめ。服はワークマンで実物見ながら選んでもいいしね。
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