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初心者こそ知っておきたい「アワセ切れ」3つの原因と対策について

釣りのコツ

どうもばんぞうです。

今回の話は、アワセ切れです。

先日、沖堤防に青物釣りに行ったときにやってしまった失敗談が元になっています。

初心者の人ほど陥りやすく、気づきにくいトラブルです。

ぜひ未然に防いで、僕みたいにならないでください。

ばんぞう
ばんぞう

この記事の執筆者です。

  • ブログ歴:6年
  • 好きなジャンル:ショアジギ・ジギング
  • メインフィールド:大阪・福井
  • 釣行:年間50回前後

サビキから自ら出船しての釣りまで広く活動しています。

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アワセ切れって何?どういう状態??

まずは、僕の失敗談から。

10月上旬。青物の釣果でにぎわう沖堤防での話です。

夜があけ、うっすら明るくなってきた時間にセットアッパーを投げていました。

3投目くらいでしょうか。中速で巻いているとグンっという強いアタリ。

青物と確信して、即座に大きく合わせると「ブチッ」

・・・・・・・・・・・??

一瞬、思考が止まりました。

ノーテンションのリールを巻いてラインを回収。

チェックするとPEラインの結び目ではないところで引きちぎれた感じです。

このように、合わせ(フッキング)のタイミングで瞬間的にラインに強い力がかかって切れてしまうのが「アワセ切れ」です。

原因は主に3つです。
↓↓↓

原因1:PEラインの傷みがある

今回の僕のミスはおそらくこれ。

この前の週にテトラ帯で釣行したので、PEに傷みがあったのでしょう。

きちんとチェックしてれば防げました。

PEラインは、複数の繊維をねじり合わせているより糸のため、繊維の一部が切れるだけでも強度が大きく低下します。

ほつれ・毛羽立ちのある傷んだPEラインは、思い切ってカットしたり、巻き替えたりしましょう。

特に初心者はラインの傷みを気にしない傾向があるので気をつけましょう。

リーダーが擦れてザリザリのまま釣りを続けているような方は要注意です。

アワセ切れの無念さは半端ではありませんよ。

原因2:糸ふけが出たまま合わせている

糸がたるんだ状態で、思い切り合わせてしまうと、瞬間的にラインに強大な負荷がかかります。

想像しにくいかもしれませんので、ロープで例えたいと思います。

ロープの両端を手で持ってたるませた状態から片側を思い切り引っ張ると、ピンッとなってロープに負荷がかかりますよね。

でも、最初からロープを張った状態で引っ張ると、ロープの端に力がかかります。

みたいな感じです。

きちんとラインを張ってからアワセを入れてくださいね。

フッキングの瞬間にロッドを下げたりする動きは注意が必要です。

原因3:タックルバランス・性能が悪い

ロッドの強さにラインの太さがあっていないと、アワセで切れてしまいます。

たとえば、ショアジギング用ガチガチのHクラスロッドにPEライン1.0号の組み合わせとかで大アワセすると切れます。

ロッドが強くしなりにくい分、ラインにかかる負荷が大きいからです。

解決法はひとつ、タックルに見合ったラインを巻きましょう。

また、リールのドラグ性能もアワセ切れと関係しています。

性能が悪いリールのドラグは効くまでにタイムラグがあるので、その瞬間に切れてしまいます。

大きな魚を釣る時は、スムーズにドラグが効く中級クラス以上のリールがおすすめです。

まとめ

アワセ切れするということは、掛かっていたのは大物かもしれません。(小さいのなら多少無茶しても切れない)

そのチャンスを逃すのはまさに痛恨。

アワセ切れは、事前に準備していたり、起こる条件を知っていればある程度防げるライントラブルです。

まだ大きな魚を釣ったことがない人も、いつ来るかわかりませんので押さえておいてくださいね。

enjoy!